150914アリは働き者というイメージがありますが、実は数%のアリは、働かずにフラフラ遊んでいるという説があります。

100匹の働きアリを観察すると、そのうちの20匹(20%)が良く働き、60匹(60%)が普通に働き、そして残りの20匹(20%)が全く働かない状態になっているそうです。

仮に、働かないアリ20匹をそこから取り除くと、残った80匹のうち、16匹(20%)が良く働き、48匹(60%)が普通に働き、16匹(20%)が全く働かない状態へ再編成され、常に「2:6:2」の比率になるそうです。逆に、良く働くアリばかりを集めても、まもなく数%のアリは遊び始めると言われています。

これを人間にあてはめてみましょう。たとえば、ティエラの教室で頑張っている君たちを「頑張り度」で分けた時に、20%の人が一生懸命勉強して、60%の人がそこそこ学習して、残りの20%の人がサボっている…。本当に? そうでしょうか?

みんな等しく、ティエラに通い始めた時に「頑張ろう」と思っていましたよね。「よし。サボろう」と思って来ていないですよね。

自然界では「働きアリ」のように、ある程度の割合があるかもしれませんが、我々はアリではなく、人間ですからね。心(喜怒哀楽)を持つ生き物ですからね。

先生は、強い意志を持って日々の努力を続ければ、『全員』が目標を達成できると信じています。仮に、不本意な結果になったとしても、次につながる力になっていると思っています。

2学期のゼミがスタートして1週間が経ちました。もう一度気持ちをリセットして頑張る自分を創ってみませんか。ティエラの教室を頑張る集団にしませんか。学校行事も多い時期ですが、目的・目標を再度掲げ全力で努力してください。

先生たちもそんな頑張る君たちを応援したいのです。
勝負の2学期。弱い自分に負けない人になろう。

150907さっそくですが、みなさんは竹やぶの竹を見たことがありますか。
しなやかで強い竹。
普段目にする機会はあまりないと思いますが、今日は竹の成長のお話です。

驚くことに竹は最初の4年間全然伸びないのに、5年後に一気に伸びるそうです。
だからといって最初の4年間は全く成長しないということでもありません。
それではどこが成長しているのか。

実は最初の4年間のあいだに目には見えませんが、根っこが成長しているのです。
最初にしっかりと根っこを張り、丈夫な基礎ができたところで、竹は大きく成長します。
丈夫な基礎があるからこそ、竹は折れずに踏ん張っていられるのです。

ここで自分自身について考えてみてください。

頑張ってもテストの点数がなかなか上がらない、もしくは変わらないからと、今まで続けてきたことをやっても無駄だと諦めようとしたことはありませんか。

テスト結果ばかりに目を向けて、肝心な日常の勉強(家庭学習)をおろそかにしたことはありませんか。

自分の思うような結果が出せていないなら、今は自分自身の根っこが少しずつ成長している時かもしれません。

見えない部分の成長が、見える部分の基礎になります。
これからは、見えない部分にも気持ちを向けてみてください。
今は結果が出なくても、いつかそれを実感できるようになります。

150831とうとう夏休みも終わり、今週から学校が始まりますね。皆さん、どんな気持ちでしょうか。

休み中ずっと会えなかった友人と、久しぶりに会えることを楽しみにしている人。
⇒ よかった、楽しみだね!

学校が始まることが嫌過ぎて、この世の終わりのような気持ちでお休み最終日の夜を迎える人。
⇒ うーん、頑張れ。気持ちさえ捨てなければ、君の将来はきっと明るい。

「将来の夢は?」と聞かれて、しっかりと自分の夢を持っている人、かっこいいですね!
実は先生は、学生のころ「将来の夢は?」と聞かれて、すぐに答えることができませんでした。「将来したいこと?興味ない」ずっとそう思っていました。けれど、「本当にこのままでいいのか」という気持ちも一緒に持っていました。
どうでしょう、先生と同じような気持ちの人はいますか。もし居たら今日は少し楽になるかもしれません。

先生が丁度、将来についてどうしようかと悩んでいたときのこと。合格したかった試験に落ちて、気持ちが落ち、ぐるぐると色々なことを考えていました。
「本気で頑張ったのに受かることすらできないなんて、自分の『なりたい気持ち』なんて全然大したことないじゃないか。」と、非常にナーバスになっていました。

先生は、悩みが非常に大きいときほど本をよく読んでいるのですが、その時に出会った本に書かれていたことが、どん底の気持ちから当時の先生を救い出してくれました。その本には次のようなことが書かれていました。

“今の若い人には、『自分のやりたいことがわからない』という人が多い。やりたいことなんか、急にふってくるはずがない。では、どうしたらいい?それは、自分の中の「違和感」を大事にしなさい。他の人が気にしなくて、あなたが気にするということは、それはあなたがもっている「才能」なのであり、他の人には決して見えないことが、あなたには見えているのです。その「違和感」を大事にし、常にアンテナをはりなさい。そして、常に考えること。”

ここでいう「違和感」というのは、たとえば『なんで道にたくさんごみが落ちているのだろう』『なんでここのコンビニの店員さんは、こんなに笑顔がないのだろう』『なんでこの道具はこんなに使いにくいのだろう』といった、日常生活をしていて「ふと」感じることだと解釈をしました。
言われてみれば、世の中に出ているアイディア商品(「ごはんつぶ」がつかないしゃもじ/レンジでチンするだけでできるからあげ など)は、普段の日常生活で感じていることが解決されるようなものが多いですよね。作った人たちが、日々の中で抱いていた「違和感」を、大事にし続けた結果だと思います。
また、そのようなものが作られている、ということは、そういう仕事がある、ということですね。

20歳までは本当にやわらかい頭です。いろいろなことを覚えることができたり、いろいろなことを感じることができたりと、たくさんの可能性があります。その中で抱く「違和感」は、君にとっての絶好の「人生のテーマ」なのです。

ぜひ、今「感じること」を大事にしてください。他の人がなんと言おうと、君が感じたことは君だけのものです。感じたことを実現したい、と思うのであれば、実現するためにはどうすればいいかを考えてください。
世界で初めて宇宙に行った人は、決して「絶対無理だ」と思って取り組んでなどいないはず。「そんなことできるわけない」と言ってくる人は、そんなことをやったことがないか、途中で諦めた人です。途中でやめちゃったら、できるものもできるわけないですよね。

「違和感」を考え続け、そのためにどうしたらいいかを考え、行動し続けることが、「自分」を作ります。「自分がわからない」と言いますが、作られてもいない自分を理解することなんてできません。
だから、今は「自分探し」ではなくて「自分作り」に取り組みましょう。その中で、必ず「これを果たそう!」というものが見えてくるはずです。

150824これはインターネット見かけたお話です。

この間、自宅のマンションに帰ってきた時のこと。
隣の妊娠8ヶ月の女性が、買い物袋を抱えて大変そうにしているのを目にしました。
私のマンションは古いのでエレベーターがありません。
荷物は階段で運ぶしかないのです。
私は代わりに彼女の抱えていた買い物袋を、彼女の部屋の前まで階段で持って上がりました。

夜になって外出先から帰ってきたら、私の部屋のドアに袋に入ったタッパウエアが掛かっていました。中を見ると、焼きたてのアップルパイが!
パイにはこんな言葉が添えられていました。

「あなたが運んでくださった材料で作りました。召し上がってください。」

『人間、感謝の心がないと、幸せにはなりません。
感謝の心を持つから幸せになれるのであって、
幸せになってから感謝しようというのでは、
一生幸せになることはありません。』

これは、カー用品販売大手のイエローハットの創業者である鍵山秀三郎さんの言葉です。

あなたが今、こうやってティエラの教室で勉強できていることは、決して「アタリマエ」のことではありません。
ふだんはあまり意識していないかもしれませんが、あなたたちを支えてくれている多くの人たちへの感謝を忘れないでくださいね。

150817みんなはボクシングって知っていますよね?グローブを拳にはめて四角いリングの中で1対1で相手と戦うスポーツです。中にはプロのボクシングの試合をテレビ等で見たことがある人もいるかもしれません。
そのプロボクサーの中で先生が応援している選手がいます。その選手の名前は「井岡 一翔(いおか かずと)」選手といいます。現在3つの階級(レベル)で世界チャンピオンになっている偉大なプロボクサーです。

その井岡選手には叔父さんが居ます。その叔父さんも元々は同じプロボクサーで、2つの階級の世界チャンピオンになった素晴らしい選手でした。
その井岡選手の叔父さんが現役のプロボクサーだったころ、叔父さん自身の夢である3階級制覇を叶えるために、3つ目の階級の世界チャンピオンに挑戦したことがあります。
結果は残念ながら試合に負けてしまい、叔父さんは3つ目の世界チャンピオンになることができませんでした。

井岡選手は「叔父さんの夢である3階級制覇を自分で叶えてやる」という決意の元、プロボクサーになり厳しい練習やきつい減量に耐えて試合に勝っていき、順調に2つの階級の世界チャンピオンになることができました。
そして2014年5月7日に自身と叔父さんの夢である3階級制覇を叶えるために、3つ目の階級の世界チャンピオンに挑戦しました。結果は叔父さんと同じく試合に負けてしまい、3階級制覇は実現しませんでした。

しかしここから井岡選手は自分の意地の為に今まで以上に厳しい練習を繰り返していきました。きつい減量にも耐え努力を積み重ねて、2015年4月22日に再び3階級制覇を叶えるために3つ目の階級の世界チャンピオンに挑戦し、見事にチャンピオンを倒して悲願の3階級制覇を成し遂げました。

たとえ1度は失敗したとしてもあきらめずに努力を積み重ねていけば、井岡選手みたいに夢はきっと叶います。
前を向いてこの夏しっかりと努力を積み重ねていきましょう。

150810「用意、はじめ」、小テストの始まる合図です。
この言葉を聞くと、空手の型の練習を思い出します。おそらく空手を習っている、習った事があるという人は多いと思いますが、私もその一人です。
空手には、想定型というものがあります。想定とは予想した範囲のことです。どの型も自然体から始まり、「用意、はじめ」の合図で、四方八方から迫りくる敵を想定して縦横無尽に立ち回り、最後は開始位置に戻って自然体で終わります。
自然体というのは、力を抜き肩幅で足を開いた状態の立ち姿勢ですが、いわゆる基本姿勢のことです。伝統の型は、技だけでなく、エネルギーの出し方、使い方、その姿勢までを教えくれます。

この想定型、実際は目の前にいない相手(敵)を想像して、型を繰り出していくのですが、このイメージがないままにやってもあまり意味はありません。こちらから攻めてきたら、このようにかわす。あちらから攻めてきたら、このように攻め返すなど、考え尽くされた最短・最善・最速の方法です。
イメージがあってこそ、力の入れ具合やスピード、動きの順序などにつながります。この基本が身につくことで、姿勢が正され、筋力がつき、初めていくつもの技の組み合わせや長時間の練習にも耐えうるような土台ができます。

しかしながら、実戦は想定内のことばかりではありません。自分の想定したスピードより早い蹴りが飛んでくることもあります。
想定型では、右からだったのに、左から突きが出てくることもあります。余談ですが、武道の奥儀(極意・深く大切な事)で、全く左右逆の型を行う鍛錬があります。左右真逆で型を行います。実際に試すととても難しいです。
元に戻りますが、実戦に備えて、想定した型以外の方向も練習していく必要があるということです。想定外に備えるわけです。これは聞いた話なのですが、自衛隊での訓練で、目的地までたどり着く任務を果たす時の話。地図を渡されて、目的地を目指すのですが、地図に描かれている橋を渡る計画を立てたところ、その地点に行ってみると、橋が壊れていました。
アクシデントが起こり、寝る予定の時刻には寝れずに、翌日の訓練に突入することになりました。想定外の出来事です。想定外が用意されている訓練ばかりだそうです。

勉強でも想定内の中でできることはたくさんあります。実戦を想定して、数多くの問題にあたり、備えるからです。想定の枠を超えた想定外の時に、どう対応できるか、そういう力が実戦では必要になります。
講習会や合宿は、いわば想定外の訓練になるでしょうか?想定以上の勉強量。想定以上の問題レベル。想定以上の緊張。そういう中で出てくる想定外の自分。
この夏、講習会や合宿や模試で、想定外の経験を積み、大いに成長したみなさんに会えることを楽しみしています。

150803有言実行という言葉を皆さんは、知っていますよね。
発言したことを責任持って実践すること、もとは不言実行からつくられた言葉です。

そこで、生き方として
①有言実行
②有言不実行
③不言実行
④不言不実行

かっこいいと思う順番を考えてみて???

たぶん皆さんは③の不言実行がかっこいいと思ったのではないですか?
実は先生も中高校生の時には、何も言わずに出来ることが「クール」で「かっこいい」と思っておりました。
実は、出来ることだけをがんばるという「卑怯な人間」だったと、今は思ってます。

②の有言不実行はかっこ悪いよね。言ってることをやらないということ。
④の不言不実行は最もいい加減で、無責任で、成長性がないよね。

先生からの提案です。
「有言」しましょう!不実行になってもいい「有言」しましょう。
絶対に言った方が、自分に責任が出来、プライドを傷つけないように最善の努力をするよね。それに言って実行しようとしなければ、回りの大人は真剣に指導してくれるよね、アドバイスしてくれるよね。
それに周りの人間も、おれも私もがんばらないという気持ちになるよね。

その象徴が、いま教室に掲示している勉強時間のランキング表です。他者を意識してまだ自分は甘いと思うよね、時間だけでなく、志望校に行く、必ず夏明けの課題テスト○位になるなどなど皆で言いまくろう!
それが、この夏で希望校=行けたら良いなではなく、志望校=こころざしの学校となり、受験校に、過ごす高校を自らつかむのです。

さぁ言ってやろう!

150727皆さん、1学期の成績はどうでしたか?
良かった人はさらに高いレベルの学習に挑戦しましょう。
良くなかった人、今から1学期の成績は変えられません。前を向いて頑張りましょう。
成績以外のことでもそうですが、私たちはつい「過去」に目を向けてしまう傾向があります。

「過去と他人は変えられないが未来と自分は変えられる」
よく耳にする言葉ですが、今日はこの言葉を実感できるお話をしたいと思います。

今から約20数年前に強い台風が青森の津軽地方を襲いました。最大瞬間風速50メートルを超える大型台風で、津軽地方は大きな被害を受けました。
そしてなかでも「りんご農家」は大きな被害を受けました。出荷予定のりんごのうち9割以上が木から落ちてしまい途方に暮れていました。
落ちたりんごを拾いながら「もうだめだ。」という空気に包まれていました。

しかし、若いりんご園の経営者からあるアイディアが出されました。落ちなかったりんごを縁起物の「落ちないりんご」として、全国の神社に受験生向けに売ってもらおうというものでした。

何度も会議を重ね、問題点を解決しながら計画は進められました。そして、ついに8箇所の神社で販売出来る事になりました。
この「発想の転換」でりんご農園は大ピンチを切り抜け、経営を維持することが出来たのでした。

「落ちてしまったりんご=過去」に目を向けて嘆き悲しむよりも「落ちなかったりんご=未来」に目を向けて状況を好転させたわけです。

過去を振り返り反省や分析をすることは大切です。しかし、考えても状況を変えられないことは思い切って忘れて「未来」に目を向けることもまた大切です。

150721真珠の良し悪しを見分ける鑑定士の育て方について、こんな話があります。
一定期間、来る日も来る日も最高品質の真珠だけを見せます。そうして、ある日、劣ったものをこっそり混ぜておきます。するとたちまち見破ることができるそうです。
たぶん、そこに「最高級」だけが持つ特別な力があるのでしょう。

以前東京で、「こどもの日スペシャルコンサート」という演奏会が開かれました。曲目は、R・シュトラウスの交響詩から始まって、ヴェルディのオペラ、チャイコフスキーのシンフォニーと続きます。
演奏は、小澤征爾(日本を代表する国際的音楽家)指揮のボストン交響楽団。この異色のコンサート、観客はほとんど子どもたちで、しかも、曲によっては高校生が演奏者として楽団に加わります。

いわゆる「子ども向け」の曲は一つもありません。しかし、プログラムは周到に練り上げられていました。選ばれた作曲家は、古典派のベートーヴェンから20世紀を代表するガーシュインまで。また、ドイツ、イタリア、フランス、ロシア、アメリカと、クラシック音楽の歴史と拡がりを体験することができました。

さらに、日本の太鼓やジャズピアノとの共演で、それぞれの楽器や人の声の多様な魅力を存分に味わえる仕掛けにもなっていました。入場料は3,000円。このコンサートは、子どもたちに生の音楽に触れてほしい、と願う小澤さんの熱意で実現しました。
子どもたちは、一人前の聴衆として、最大限の敬意が払われました。

演奏会本番、オーディションで選ばれた高校生のブラスアンサンブルが舞台に立ちました。前日のリハーサルで、小澤さんは繰り返し、やり直しを求めたといいます。「世界のオザワ」にダメを出されて、彼らはどんなに誇らしかったことでしょう。演奏者として一人前に扱われたのですから。

作曲者の名前も、難しい曲名も、皆すぐに忘れたかもしれません。けれど、ホールいっぱいの音楽を浴びて背筋がぞくっとした感覚は、紛れもない自分のものです。静かな光を放つ真珠となって、今でも胸に残っているに違いありません。

普段の生活と全く違う夏休みは、いろんなジャンルの「最高級」に出会えるチャンスがたくさんあります。その中から、一生の宝となる真珠が見つかるかもしれませんよ。
暑くて辛い季節ですが、何事にも全力で取り組んで、自分自身も史上最高の夏にしよう。

150713みんなはどんな本が好きですか?
ワンピース? 進撃の巨人? 12歳? それともハイキュー?あ、これって全部マンガでした。
「何いってるの、マンガ以外の本も読んでるよっていう人もいるかもしれませんね。

でも、その本は自分がおもしろいなとか、読みやすそうだから読んでみただけとか軽い気持ちだったりしませんか?マンガやライトノベルが悪いとはぜんぜん思いません。マンガやライトノベルの中には、人に大きな影響を与えるものも数多くあると思うからです。錦織圭選手のように『テニスの王子様』を読んで、こんなふうになりたいと思いながら練習を続けてトップ選手になった人もいます。

でも、時にはそんな自分の好きなものや読みやすいものだけではなく、ちょっと難しそうだなと思う本を読んでみるのはどうでしょうか?もしかしたら、その選んだ本にはあなたの興味をすごく刺激する内容が書いてあるかもしれないし、自分の考えをひっくり返すような内容があるかもしれません。

そんな自分の知らない世界のことを知るってなんだかワクワクしませんか?

急に難しい本を読むのに抵抗がある人は、こんな風に考えてみてはどうでしょうか。もしいつも食べているご飯がお豆腐みたいなやわらかいものばかりでそれに慣れてしまっていたら、ちょっとでも硬いものが食事に出てきた時すごく食べにくいし、もしかしたら、おいしいのにおいしくないと感じてしまうかもしれませんよね。本を読むこともこれと同じだと思います。自分の読みやすいものばかり読んでいる人は、ちょっとでも自分にあわないと思ってしまうと読めなくなってしまいます。それってすごくもったいないことだと思いませんか?

もうすぐ夏休みです。合宿に講習会、学校の宿題、遊びたいし部活もあるし…と予定が盛りだくさんかもしれませんが、少し時間を作って今まで自分の選ばなかったような本を読んでみるのはどうでしょうか?もしかしたら、違う自分に出会えるかもしれませんよ。