みんなは次の言葉を知っていますか?

親の寝床と自分の寝床との距離が、離れれば離れるほど、人間は成長する
武田 鉄也

言わずと知れた『3年B組金八先生』です。先生たちの世代は、みんな見ていました。このドラマや『熱中時代』(わからないひとは家の人に聞いてみよう!)を見て先生になろうと思った人も結構います。先生もあの通りになろうとは思いませんが、あこがれたことがあります。学校の先生に聞いてみてもいいかもしれませんね。

この言葉についてですが、今のみんなは思春期(反抗期)をむかえ、お父さんやお母さんに対して素直になれない人も多いのではないでしょうか。でも、ある程度、それは仕方のないことです。みんなが自立していくためには、通らなければいけない時期です。

みんなはだんだんと『親離れ』をしながら自立していくのです。その親との距離が微妙なのですよね。『親からは離れて自由になりたい。』『でも完全に離れてしまったら、自分の力だけでは生きていくことはできない。』そこで離れすぎたり、近づきすぎたりしながら、親との距離感をつかんでいくのです。

そこで先生からのアドバイスですが、一度は離れる経験をしてみましょう。そしてくっつく経験をしましょう。親から離れることで、自由になることの実感や責任の重さを知り、親とくっつくことで、親の存在の大切さを改めて確認できでます。そうした経験の積み重ねが、みんなを自立した『人』として成長させてくれるはずです。

夏休みはそのチャンスですよ。どんどん外に飛び出そう。