みなさんが暮らす社会は、様々なルールによって成り立っています。大きなものでは「憲法」という国の法律があり、家の外に出れば「道路交通法」があり、学校に入れば「校則」があります。ひょっとしたら、「わが家のルール」があるお家もあるかもしれませんね。友達同士での決めごとも、ルールと呼んでいいでしょう。
決まったルールは、そこに関わるすべての人の合意を前提にして、事柄が進められていきます。たとえば学校のクラスでの話し合いで、「明日からは、清掃を20分間にします。」と決めたとします。その決定に従って、その日からは20分間の清掃が実施されていくのです。
しかし、クラス全体で決まった事にもかかわらず、「20分は長い。10分にしようよ。」と言い出す人がいたら、どう思うでしょう?決定に至るまでには、多くの人が時間をかけて話し合ったはずです。クラスの一員なら、それに従うべきであり、自分中心の考えや都合を優先させることは、非常識と言われても仕方がないでしょう。
もし、この世にルールが存在しなかったら、どうなりますか?クルマがたくさん走っているのに、信号がひとつも無い。右側を走っているクルマがいれば、車道を歩いている人がいる。そんな場面を想像できるでしょうか?世界は目茶苦茶になってしまいます。
今、みなさんがいるこの能開にも「16のきまり」がありますね。先生たちが一生懸命考えて作ったルールです。自分がしっかり守れているかどうか。考えてみてください。先生たちは、「4つの約束」を守ります。
もうすぐEXオープン模試ですね。「○○点以上を取る!」「算数だけはアイツに負けない!」何でもいいです。「自分だけのルール」=目標を決めて、勉強に取り組んでみませんか?今日も一日、頑張りましょう!