「学問のすゝめ」と言われたら、「福沢諭吉」とすぐに浮かびます。そう、あの1万円札の人ですね。
先生が初めて「福沢諭吉」について習ったのは小学校の頃でしたが、直後の小テストに出たので特に覚えています。
「学問のすゝめ」の有名なフレーズとして、「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」という言葉を強調して習いましたよね?
だから、先生は当時、と言っても実は最近まで、人類の平等を訴えた偉い人なんだと思っていました。素直な気持ちで。
しかし、少し前に突然気になったんです。平等を訴えることと、学問をすすめることに何のつながりがあるんだろう???
調べてみました。
そうしたら、その続きとして「と云えり」とあって、今風にいうと「言われている」になります。
あれ?伝聞?ちなみに、アメリカ独立宣言からの引用だそうです。
まぁ、そこからさらに続いて「実際は違って、貧富の差などがある→それはなぜか?→学問をしている人としていない人の違いだ→学問をしよう!」と、ちゃんと学問を勧めています。
ここまで知れば、タイトルにも納得がいきますよね?
ここまで来て先生は、もっと早く調べておけばよかったと思いました。そして、物事の表面だけしか見ていなかったんだと反省しました。
みんなにも、いままでは当たり前だと思って気にもしていなかったことや、気になったけど「まぁいいか」で済ませてしまっていることはありませんか?
勉強がいつの間にかただの作業になってはいませんか?
「なぜ?」を大切にしましょう。本来何かを新しく知るということは楽しいことです。
ただ、目の前のテストのために、または、受験のためにだけ勉強するのではもったいないと思います。
今勉強していることは、みんなの将来の幅を広げてくれます。そして、将来でもまた、みんなの幅を広げてくれます。
大人になっても勉強は続きます。常に自分を磨いていかないといけません。
より良い人材を社会は求めますからね。
だから、気になったら調べよう!どう調べていいかわからなければ先生に相談しましょう!
というわけで、これが先生の「学問のすゝめ」です。
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