寒かった冬も、もうそろそろ終わろうとしています。
春一番が吹いて暖かさを運んできたといった感じでしょうか。
日中は少しずつ暖かくなり始めた今日この頃ですね。
ところで、皆さんは「後日談(ごじつだん)」という言葉を知っていますか?
後日談とは、ある事件や物語などが一段落ついた後の話、またはその後の出来事や、作品のその後を描いた外伝作品のことを指します。
アナザーストーリーや番外編という言い方もあるみたいですね。
先生はさまざまな物語や映画や漫画やアニメなどの後日談を考えることが好きです。
「大団円(めでたし、めでたし)で終わっているようだけど、その後、登場人物たちはどうなったのかな?」と、ふと疑問に思ってはネットで色んな考察を調べ、時には考察動画を見て「へえ…そういう視点や解釈もあるんだな~」とか感心してしまいます。
今日はせっかくの良い機会ですので、少し考えてみましょう。
たとえば、「ウサギとカメ」の後日談ってあるのでしょうか?
ここから先は先生の完全な想像、妄想ですが、勝負に負けたウサギは自転車で帰宅しなければならなくなり、勝負に勝ったカメは副賞として新幹線の切符をもらい、新幹線で帰宅して良いよということになったかもしれません。
ここぞとばかりにグリーン車に乗って帰ったかもしれませんね(これが本当のミドリガメ!?)。
…はい、面白くありませんね、すみません。
先生の想像力はこの程度ですが、皆さんならもっとドキドキワクワクするような後日談を想像したり、考えたりできると思います。

さて、皆さんの中にはこの春、小学校や中学校もしくは高校を卒業した人たちもいますよね。
ご卒業おめでとうございます!
今の学年、小学校、中学校、高校での物語はいったん完結しますが、
新しい学年、新しい学校、新しいステージで皆さん一人ひとりが主人公の新しい物語が始まろうとしています。
それらは、新しい物語であると同時に、将来皆さんが懐かしく昔のことを振り返った時には、ある意味、皆さんにとっての「後日談」ともなるわけです。
将来、大人になった皆さんの「後日談」を聞ける日を楽しみにしています。