みなさんは大切にしている「言葉」がありますか?
先生は、いろいろな場面でいろいろな言葉を思い出します。
去年最も思い返した言葉は「お前がいつか出会う災いは、お前がおろそかにしたある時間の報いだ」です。
去年ありとあらゆる場面で胸に刺さりまくった言葉です。
2024年マイ流行語大賞です。
大賞になるくらいなので、よほど災難にあっているのでしょう。
ですが、災難にあった時だけ思い出していたわけではありません。
その一歩手前で、よく思い出していました。
それは「今日は(めんどくさいことを)サボろうかな」と思った時です。
すると、サボろうと思っていた気持ちはどこかへ飛んでいきます。
どれだけ恐ろしい災いを想像したのかは秘密です。
 
この言葉は歴史上の人物ナポレオン・ボナパルトのものです。
彼はフランスの軍人で皇帝にまでなった人です。
人間的にナポレオンが素晴らしいかどうかは、人によって意見が分かれるので置いておくとして、彼が残したであろうとされている言葉には、心に響くものや、なるほどと思うものがたくさんあります。
 
「ひとたび戦いを決意したならば、その決意を持続しなければならない」
自分で決めたことは最後までやり抜いてこそ意味があるということです。
自分で決めたこと中途半端で終わっていませんか?
「環境など何でもない。環境とは、自分でつくり出すものだ」
どんなことも自分の力で変えられるということです。
自分ができないこと、いやなことを周りのせいにしていませんか?
「勝利はもっとも忍耐強い人にもたらされる」
そのままの意味ですが、少し角度を変えて見ると勝利というものは、そんなに簡単に手に入るものではないということです。

これらの言葉は勉強や受験だけに当てはまるわけではありません。
スポーツでも日々の生活でも当てはまる場面はあります。
小説や映画、歌、マンガにでさえあらゆるところに、みなさんが知らない、先生だって知らない言葉がたくさん眠っています。
困難な場面、チャンスの場面などで力や支えになる言葉を探してみてください。
きっと、どこかでみなさんの助けになります。