先生は3歳のころからラグビーというスポーツをしていました。
本格的な活動は大学までで、今はたま~に出身高校のOB戦などで年に数回ボールを触るくらいですが、多くのことを経験してきました。
その中で、先生が高校生の時の話です。
少し自慢っぽくなるのはご愛きょう。笑
先生の住む長崎県はラグビーが非常に盛んな土地柄で、長崎の代表校は花園と言われる(まぁ野球でいう甲子園みたいな感じかな)全国大会では過去に準優勝やベスト4などに入ることもありました。
そんな長崎ですが、他の多くの県と違って、ある一つの特ちょうがあります。
それは強い高校が複数あり、毎年代表校が目まぐるしく入れ替わるという点です。
多くの県では〇年連続△回目の出場などですが(2024年の大会は佐賀工業の43回連続が最高)、先生が高校生のころの長崎は長崎北陽台、長崎北、長崎南山、諫早農業などが毎年代表を争うといった感じでした。
先生の高校は上記の学校ではないため、いつも上記の学校と戦うとボコボコにされていました。笑
当然このような高校には先生の幼稚園時代からのラグビー仲間も多くおり、活躍を非常にうらやましく思ったものです。
そんな中、先生にもチャンスが与えられました。
それは長崎県の代表として国体の長崎代表に選ばれたのです。
初めて長崎代表の練習に行ったとき、そこにいたのはほぼほぼ上記の高校のメンバーで、しかも小さいころからのチームメートやライバルチームのメンバーです。
先生の高校からは当然先生一人ですので最初は不安でしたが、やはり友達がたくさんいたのであっという間に雰囲気に慣れていきました。
そんな中で感じたことが何点かあります。
まず、お互いの高校同士がかなり意識しあっているということです。
練習が終わってメンバーと食事に行った時です。
ラガーマンあるあるなのですが、『白米対決in浜勝』が始まりました。
北陽台が大盛で5杯食べると南山が6杯で追い抜く、北高は7杯で逆転!店員さんが疲れたのか途中から『おひつ』を持ってきたのに対して諫早農業が必殺『おひつ食い』を始める!といった感じでお互いが負けたくない感でバチバチでした。
これはほんの一部分ですが、他にもスタメンにどの高校が何人いるかなどいろいろなことで競っていました。
さらに先生が衝撃を受けたのは意識の高さです。
別の練習の日ですが、先生が履いていたズボンに対してチームメートからクレームが入りました。
簡単に言うと、『すべるのでプレーしにくい。よくそんなズボンで練習できるな、さすが△△高』(←先生の高校名)という内容です。
最後の一言は余計ですが、本当にその一言は先生にとってとんでもない衝撃でした。
強豪校は練習着ですら細かい意識を飛ばしているということにカルチャーショックを受けました。
そこから彼らと自分の違いを意識するように心がけました。
そうすると出てくる出てくる、弱小高校と強豪高校(競合高校?)の違い。
本当なら栄養学的には関係ないのかもしれませんが、4校とも菓子パンやジュース類をまったく口にせず、おにぎりとバナナやオレンジなど果物類を口にしていました。
練習後のクールダウンのストレッチも適当にせず、なんなら残ってまで体の手入れをしていました。
自分の高校の練習終わりはというと、クールダウンを適当に済ませ、近くのコンビニでピザまんやから〇げくんをほおばっている!ということに気づき、情けない気持ちになりました。
そこから先生の補食はおにぎりに変わったことは言うまでもありません。
この年は歴代の長崎としてもなかなか強い学年で、国体で全国準優勝、花園で長崎の代表校がベスト8という結果でした。
そういったメンバーと同じチームでやれたことは先生の誇りですし自慢です。
でもそれ以上にやはり『意識の差』を感じた苦い思い出でもあります。
勉強でも同じです。
今まで多くの『出来る先輩たち』を見てきましたが、
①ライバルを作り出す(めっちゃ意識してバチバチ)
②意識が高い
この2点は本当に共通しているように感じます。
忘れ物をしない、鉛筆は必ずといでくる、カバンの中は整理されている、など細かい部分からです。
このあたりが苦手な人!意識してみませんか?
意識を高めると結果も変わって行きますよ。