突然ですが、先生は中華が好きです。
和食もおいしいし、洋食もおいしい。
細かく分けて、イタリアンやフレンチもおいしくて好きなのですが、どれか一つを選べと言われれば、中華料理を選びます。

普段からおいしそうな中華のお店を探している先生は、一軒のおいしそうな店を見つけました。
看板の店名のところに「中国料理〇〇」と書いてありました。
最初は何も思わなかったのですが、「中華料理」と「中国料理」はどう違うんだろうと思い調べてみました。

ここで皆さんに質問です。
「中華料理」と「中国料理」、この二つの違いは何でしょうか?

似ているけど実はこの二つは違うものなのです。
簡単に言うと、「中国料理」は中国で提供されている料理(実際に食べられている料理)、「中華料理」は中国の料理を日本人向けにアレンジしたものや、中国で食べられていそうな料理(実際は食べられていない)のことを指します。
先生も調べてみて、初めてこの二つの違いに気づきました。
さらに皆さんに質問です。

次の料理は「中国料理」でしょうか、それとも「中華料理」でしょうか?
①中華丼
②天津飯
③エビチリ

さあ、答え合わせです。
①の中華丼は簡単ですね。
中華って名前にはいってますもんね。
そうです、これは「中華料理」です。
②の天津飯はいかにも「中国料理」っぽいですが、実は「中華料理」です。
③のエビチリも実は「中華料理」です。
実は3つとも中国にはない中華料理だったんですね。
先生はこれらの3つの料理は中国で食べられているものだと思っていたので、このことを知った時、結構驚きました。
ちなみに他にもあるので調べてみると面白いかもしれません。
皆さんも普段の生活の中で、気になることや興味があることはどんどん調べてみましょう。
楽しい発見が皆さんを待っていることだと思います。