いよいよ夏休みが始まりました。
この夏は記録的な暑さになるそうなので、皆さんも暑さ対策には十分に気をつけてほしいと思います。
夏の暑さと言えば熱中症が心配です。
最近、私の周りでも熱中症にかかった人がいました。
その人は熱帯夜の中でクーラーをつけずに寝てしまい、朝になって目覚めると吐き気がするほど気分が悪くなり、意識がもうろうとしたそうです。
幸い、クーラーをつけてスポーツドリンクを飲み、横になって休んでいると、少しずつ元気になってきました。暑さの中で水分不足は強敵ですね。
だからといって水をがぶがぶ飲むことが良いとは限りません。
「水けいれん」や「熱けいれん」という言葉を知っているでしょうか。
これは私が経験したことですが、お風呂でたっぷり汗をかいた後、水分補給で水道水をがぶがぶ飲んでいたところ、手足が硬直・けいれんしてコブラ返り(関西ではこむら返りをそう言います)を起こしてしまったのです。
30分ほど苦痛を我慢していると症状は治まったのですが、ネットで調べてみるとこれも熱中症の一種で、塩分不足が原因のようでした。
汗をかいて塩分が失われたまま水だけ補給すると血液の塩分濃度が下がり、手足の筋肉の収縮が起こるそうです。
テレビでも「熱中症は突然やって来る」と言っていますが、身体の中のわずかなバランスが崩れただけでも体調がおかしくなることを、皆さんは覚えておいてください。
夏休みには色々な場所で活動する機会が増えますが、今の自分の体調は大丈夫だろうかと、必ず自分に問いかけながら、楽しい夏休みを過ごしてもらいたいと思います。