部屋にうずたかく積まれた1万冊を超えるマンガが雪崩をおこしそうな暑さになってきました。
そんな中から今回取り出したのは「税金で買った本」
図書館でのお仕事マンガです。

小学生以来久しぶりに図書館に訪れた、ちょっとやんちゃな高校生の石平くん。
10年前に借りた本を返却していないことがわかります。
その借りた本はすでに紛失していて、弁償しないと次の本を借りることができません。
石平くんは「大昔の出来事なので時効だろ」と逆ギレして帰ろうとするのですが、
図書館の職員さんに「いいんですか?」と声をかけられ、10年前その本を借りたときの気持ちを思い出させるようなことを言われます。

「だれかに
 教えられるのではなく
 知りたいから
 本を開く
 一番純粋な
 ほんとうの『学び』です」

「あなたがこの本を借りた時も
何か知りたかったのでは?」

石平くんはこの言葉をきっかけにして書店で本を購入し、弁償することで図書館の利用ができるようになります。

このシーンから、学ぶことの本質は『知りたい』ということだと改めて思いました。

みなさん宿題をするとき、特に予習の宿題に取り組むときは、なぜそうなるのか?どうして?と思うことが多いと思います。
そんな時は、『わからない』で終わらせるともったいないので、『知りたい』と思ってください。
そう思って参考書などで調べると今までよりもすっと、自分の中に入ってくるかもしれません。

もうすぐ夏休み。いろんな『知りたい』が見つかる夏にしてほしいと思います。