「まして」を使って短い文を作りましょう。
しばらくして男の子が、“できた、できた”って思いっきり手を挙げドヤ顔で、“はじめまして”。
これって正解かな?って考えている間に、女の子が “あけまして” って。
ある日の低学年の授業、大喜利状態に・・・
ちびっ子たちの言葉のチョイス、センスに度肝を抜かれた日でした。

ドキッとする言葉、心に突き刺さる言葉、自分の人生にマッチして心にスゥーと入るフレーズ。
今日は、私が今までに出会った “粋だね” の「キャッチコピー」ベスト5を紹介します。

まず第5位は、<「〇〇〇」をやめると成績が、下がる! >
さて、〇〇〇に入る言葉は、何?
勉強そっちのけでのへんてこな似顔絵は困りものですが、授業中の〇〇〇は休もうとする脳をふたたび活性化させ、集中力を高める、そんな神経学の研究データがあるそうです。
正解は、「落書き」だよ。

第4位は、< 胴上げして、全員「〇〇」― 牛乳に相談だ >
国語の勉強にもなるね、牛乳に相談だ、のフレーズで牛乳を擬人化。
胴上げされて「骨折」しないことは、とても大切だモゥーンなんて、牛さんたちのユーモアな声が聞こえてきませんか?

第3位は、< “会いたい” なんて言えなくて、「〇を〇〇〇」>
ほのかに恋心をいだくあの子、面と向かって “会いたい” なんて言う度胸がないから、また会えるように「本を貸した」やな、あぁ懐かし懐かし、これ胸キュンの青春だ!
ん~ いっぱい本貸したけど、返ってきてないなぁ。

第2位は、< 百貨店が売っていたのは、「〇〇」でした >
コロナ禍の中で、大手百貨店のレシートに記載されたキャッチコピーだよ。
レシートには、「自由に旅行できる日のために1314人のお客さまが、スーツケースを購入された。
マスクの下でもメイクが楽しみたい7万6175人のお客さまが、口紅を購入された。
颯爽と町を歩く日を待ちながら、お求めになったハイヒールは1001足、生まれてくる命を、566セットのベビーギフトが全力で祝福した」というプリントが。
2020年、様々な制約ありの中での買い物を、売っていたのは「希望」でした、と表現したんだね。
あの頃、なんか窮屈だったね、「希望」って前向きになれるステキな言葉だよね。
能開でも、いよいよいくつかの合宿が再開予定です、さぁ教室から飛び出すぞ!

いよいよ栄えある第1位は、<恋には大切なことが三つある。出会い方、別れ方、「〇〇〇」>
今、私の頭の中では、“ カナシイケレド オワリニシヨウ ~ ” が流れています。
私も・・・・・ああ思いだしたくないけど、あの日があって今がある!
みんな、人生にはいろんなことがあるさ、強くなるんだぞ。
「わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい!」

第1位の正解は、・・・宿題にしま~す。