皆さんは好きな数字ってありますか?
ラッキーセブンの「7」や、末広がりで縁起のいい「8」など、いろいろな答えがあると思います。
先生の好きな数字は「6」です。

なぜかって?
「6」という数字は、「完全数」という数字だからです。
完全数ってなんだか、かっこよくないですか?
英語でいうとパーフェクト・ナンバーですよ。カッコイイ!

完全数とは、その数自身を除く約数の合計が、その数に等しくなるという性質を持つ数です。
6の約数は1,2,3で1+2+3=6となります。

この完全数は小さいものから順に、
・6
・28
・496
・8128
・130816

と、すごい速さで大きくなっていきます。
現在知られている一番大きな完全数は、「2^77,232,917-1」で、なんと22,338,618桁の数字です。
2,000万個の数字が並ぶんです。果てしない…。

誰が何のために見つけたんだ、そんなこと知らなくても生きていけるのに、という声が聞こえてきそうですね。
きっとその人たちは「知りたい」から、頑張って考えて、探しているのだと思いますよ。

勉強とは、もともとそういうものだと思います。
将来役に立つのかどうか、そういう打算的な考え方ではなくて、純粋に新しいことを知りたいという興味や、新しいことを見つけた感動も勉強するうえで忘れないでほしいなと先生は思っています。