季節はすっかり秋めいてきましたね。
食欲の秋、スポーツの秋、勉強の秋、読書の秋などと言いますが、先生も特に読書については好きな本を繰り返し何度も読むことがあります。すると、読むたびに新たな発見があったり、違う視点で書かれていることをとらえるようになったりしますよね。
さて、「葦編三絶」というという言葉があります。
意味は、「何度も繰り返して、熱心に本を読んだり勉強することのたとえ」になります。
「葦編」とは、昔、字を書いた木札や竹の札を皮のひもで綴った中国の書物のことで、それを繰り返し読むことで、皮のひもが「三絶」、つまり「三度も切れる」ことを表しています。
能開生のみなさんは、参考書を何度も繰り返し使っていてボロボロになったり、テキストを繰り返し解く中で中身が外れてテープで補強したりすることがあると思いますが、まさにその状態のことを指します。
能開では繰り返すことの大切さを伝えています。今使っているテキストはもちろん、過去に使っていたテキストも含め、「繰り返し学習」を行い、完璧に自分のものにしていきましょう!