先生は能開まで歩いてきていますが、時には颯爽と自転車できたいなと思う日があります。自転車を買おうかなと思って調べてみると、いや~、今の自転車はかっこいいですね。スポーツバイクというのでしょうか。スタイリッシュかつ速く走りそうなフォルム。色使いもおしゃれなものが多い。

先生は思いました。時代は変わったなと。先生が中学生や高校生の時は、ハンドルがどれだけアップしているかがかっこよさの基準でした。カマキリ型ハンドルと呼んでいた気がします。今はあまり見かけませんというか、ここ何年も見た記憶がありません。

スポーツバイクはかっこいいなと思いますが、先生がさらに興味あるのが「電動アシスト自転車」です。知っているよという人もいると思いますが、念のために説明をすると、電動アシスト自転車は、人がペダルを踏むと電動モーターがアシスト(補助)して、通常の力よりも小さい力で自転車が前進する優れものです。乗ったことはありませんが、先日TVで見る感じだと、坂道もラクラク上れるような感じでした。機能重視で考えて、これは電動アシスト自転車かなと思っています。

電動アシスト自転車には、注意しないといけない大事な点があります。それは、自分がペダルをこがないと自転車は動かないということです。電動モーターはあくまでアシストであって、乗れば勝手に自転車が前進するわけではありません。前に進むためには自分の第一歩が必要です。

スタートの第一歩を自分の力で踏み出さないといけないのは、皆さんの勉強に向かう気持ち(やる気)と似ていませんか。第一歩目は自分で踏み出さないといけません。だれかが何かをしてくれるわけではありませんし、気づかないうちに勉強がどんどん進むこともないのです。自分で「やるぞ」と思って第一歩を踏み出して勉強がスタートします。

やる気は、待っていても出てくるものではなく、自分で一歩を踏み出すことででるものです。いったん始めると、電動アシスト自転車のようにグーンとすすんでいきます。ただし、第一歩は皆さんが踏み出すのです!