こんにちは、みなさんは、「四習」という言葉を知っていますか?
成績を上げたい、成績の上がる勉強の仕方を身につけたい・・・と思っている人は多いと思います。
能開の勉強の仕方は、「予習先行型学習」と「繰り返し学習」を基本にしています。
これは、それぞれに意味を持っていますが、有名進学校などもほぼ同じシステムをとっています。カリキュラムにも関係していますが、効果が大きいからです。
ここ数年で、県立中が全国でかなりの勢いで増加しています。所謂、中高一貫教育の実践なのです。中学3年間と高校3年間の学習を5年間で修了し、残りの1年間を大学受験勉強に集中するためです。東京の御三家の筆頭と言われる開成では、この6年間を4年間で修了するそうです。さすがに、東大合格者数10年間トップを占めています。
まさに、予習先行型と繰り返し型の原理の証明にもなっていると思います。
そこで今回は、「四習」ということをひも解いてみたいと思います。
通常、
⇒①予習(参考書・ノートまとめ)
⇒②本習(授業・テスト・聞く姿勢)
⇒③復習(要点整理・間違いなおし・問題集)というプロセスを考えますが、更に、
⇒④演習という徹底訓練をします。正確さとスピードを磨くのです。
ここが肝心ということなのです。
宮本武蔵の「五輪の書」には、徹底した基礎訓練を千日行うことを「鍛」、万日行うことを「練」、つまり「鍛練」ということを強調しています。言い換えれば、「わかる」と「できる」は、異なるというわけです。わかっただけでは、成績は大きく伸びない。
自由自在に応用が利くまで、演習しておかないと本物の実力とは言えないということです。
もうすぐ新年度がスタートしていきます。
自分の学習スタイルを今一度点検して、いいスタートダッシュをしてください。