ある休日に、親戚のおじさんと2人でお昼ご飯を食べる機会がありました。親戚のおじさんは「お蕎麦が食べたい」ということで先生が知っている蕎麦がおいしいお店を紹介することにして、お店に向かいました。が、なんと定休日。下調べをしなかった先生が悪いですね。おじさんに謝ると、「近くにもう1店舗、おいしい店があるからそっちに行こう」と今度はおじさんの案内でそちらに移動しました。とてもおいしいお蕎麦を無事に食べることができました。紹介するつもりだったのに、逆に紹介された形になってしまいました。
おじさんはものすごくお蕎麦が好きで、きっとたくさんの名店を知っているのだと思います。(もしかすると先生が紹介したい店も知っていたのかも・・。)お蕎麦屋は意外と急な定休日もあるようで、最初の店が定休日でもおじさんはまったく動じていませんでした。パニックになっている先生と違い、すぐに落ち着いて次の店のことを考えていたようです。
「機転がきく」、とは「臨機応変な対応ができる」という意味です。
どんな状況でも臨機応変な対応ができる、ということは、そのことを日頃から意識して行動しているからできるのだと思います。もちろん好きなことに関してはみなさんもできると思います。
勉強に置き換えるとどうでしょうか?苦手な科目の授業で急に先生にあてられたり、急に想定外の問題に出会ったときにみなさんは機転をきかせられますか?機転とは、「たくさんの経験値」、「たくさんの練習量」、「たくさんのイメージトレーニング」から身につくものだと思います。先生は臨機応変が苦手なので、何が起きても冷静に考えることができる人をあこがれます。みなさんもたくさんの宿題やテストを乗り切った先に、どんな問題でも冷静に解ける人になってみたいと思いませんか?
さて、機転がきく人を目指して、今日もいろんな問題に触れていきましょう!