入社時の条件に「子どもの頃にお手伝いをしていたか?」がある会社があることをこの前知りました。びっくりですね。この会社、入社してくる人にある程度の割合で「使えない人」がいて、その人たちの共通点を調べたら、何と「使えない」と言われている人たちは、みんな子どもの時に家のお手伝いをしていなかったことがわかったそうです。
子どもの時のお手伝い経験が、大人になったときの「仕事をする力」を育てるのですね。それが分かった時点から、その会社は子どもの時に親の手伝いをしたことのない人間は採用しなくなったそうです。
お手伝い(掃除、洗濯、買い物、調理、後片付け)は、親から家庭内の仕事の一部を指示されて任されます。その過程でコミュニケーションする力、段取りする力、計画する力、問題を解決する力、最後までやり遂げる力などが自然に身につきます。
ゴールデンウイークももうすぐです。今年はお家時間が増えるはず。社会に出たときのためにも、みなさんもお手伝いに精を出してみてはどうでしょうか?