お家で過ごすことも多くなり、最近は家の中で体を動かすためのアイテムがたくさん出ていますね。我が家でも最近、運動不足を解消するべく、トレーニングに取り組んでいます。といっても、冒険を楽しみながら体を動かす、お家フィットネスゲームなのですが。(ガッキーのCMのヤツです)

気軽にできるだろうと思ったら、これが結構ハードで手ごたえがあります。相当動いたぞ!と思っても消費カロリーはちょっぴりだったりして凹みます。しかし、正しい動きを教えてくれたり、頑張りをほめてくれたり、トレーニング結果を見直せたり、自己流でもくもくとやるより楽しいなと思います。

継続は力なり、これはコツコツ続けてみようと(今のところ)考えているのですが、…ところでこの「コツコツ」ってどんな意味なのか分かりますか?

漢字で書くと「兀々」となります。あまり見慣れない漢字ですが、「兀」という字は「人が頭を突き出している様子」「高くそびえる様子」を表していて、「兀々」は「一つの物事にたゆまぬ努力をするさま」「一心に努力して高みを目指す」という意味を含む言葉です。

確かに「地道に何かに取り組むこと」を表現する時に、「コツコツ」を使いますよね。

高みを目指して「兀々」と積み上げていくことが、しっかりとした土台を築き、自分の力となっていく。勉強で言えば「基礎学力」が土台となって、様々な問題に対応できる応用力や判断力が養われていきますね。お城だって土台となる礎がきちんと築かれていない上には、立派な天守は成り立ちません。

しかし、この「基礎」を「兀々」築く段階がなかなか難しいわけです。体づくりも勉強もそうですが、すぐに結果が形になる訳ではありません。つまずいたりうまく進まない時、解決策が分からず迷ううちに、「もういいや」と投げ出したり、楽な方向につい流れていったりしてしまいます。そんな時は、ゼミで学んだ勉強の仕方に改めて丁寧に取り組んでみましょう。ノートをしっかりと取り、気づきや重要ポイントを整理して考えをまとめていきましょう。ティエラの教室では皆さんに合った様々な教材や学習方法を提案することはできますが、本当に力をつけるためには、皆さんが基本をおろそかにせず、毎日机に向かう姿勢を崩さないことだと思います。もちろん、教室の先生たちが皆さんをいつもそばで支えていますから、困ったことやどうしても解決できないことは、何でも相談してください。

さて、もう少しで新学年を迎えますね。「基礎」となる力をつけるには、自ら地道な努力をするほか道はありませんが、その道を確実に進んでいける学びがティエラにはあります。結果を焦らず、自分の努力を信じ、高みを目指して「兀々」と頑張ってください。