12月も半ばとなり、全国的にとても寒くなってきました。まさに冬といった風情ですね。12月は1年の中でも大きな行事が2つある月でもあります。1つ目は大晦日。2つ目はそう、クリスマスですね。皆さん、とても楽しみにしている行事だろうと思います。
さて、先生は毎年この季節に楽しみにしている行事が1つあります。聞きなれない人も多いかと思いますが、実は毎年クリスマスのあたりで開催されている「クリスマスボウル」という大会があります。この大会はアメリカンフットボール、通称アメフトの高校生全国大会の決勝戦の舞台なのです。高校生の大会でも珍しく、関西の優勝校と関東の優勝校が対決する、まさにスポーツ界の関ヶ原の戦いといった舞台です。
中でも2018年の試合、「立命館宇治(京都)vs佼成学園(東京)」はまさに圧巻の試合。第3クォーター終了時の点差は33-14。佼成学園は大差をつけられ、もはや優勝は絶望的な展開となっていました。しかし、彼らはあきらめませんでした。最終第4クォーター、残された時間が少ない中最後の猛反撃を始めます。なんと、相手のほんのわずかなミスを突いてそこから3回連続のタッチダウンを決め、最後の最後、佼成学園は実に19点もの点差を詰め、大逆転の優勝を果たしたのです。最終スコアは33-39となりました。
皆さんも、特に受験生はこの時期なかなか思うように伸びずに苦しんでいる人もいるかもしれません。しかし、あきらめなければ必ず逆転のチャンスは訪れます。何度打ちのめされても決してあきらめない、不屈の精神をもって生きていきたいですね。