今日は、先生が小学生の時の思い出をお話ししようと思います。

小学校生活の楽しみのひとつは、何と言ってもやっぱり「給食」ですよね? 先生が通っていた小学校では、学期の終わりに「セレクト給食」というものがありました。「セレクト給食」とは、数種類のメニューの中から、好きなメニューを各自選ぶことができるという、夢のような給食の日のことです。

 しかし、小学6年生の2学期に不思議なことが起こりました。12月の給食献立表が配られたのですが、例年であれば「セレクト給食」の日と思われるところが「シークレット給食」という謎の表記になっているではありませんか!!

 小学校の先生たちも詳細を教えてくれませんでした。学校中がこの「シークレット給食」のメニューは一体何だろうかという話題で盛り上がりました。先生のクラスでも帰りの会というホームルームの時間は毎日この話題でああでもない、こうでもないと意見が飛び交いました。学校中で似たようなことが起きていたようです。

 その給食が実際には何だったのか、特別のものだったか、そうではなかったか、今となっては忘れてしまい、もう思い出すことができませんが、クラスのみんなとメニューについて様々な想像をし、ワクワクしていたことははっきりと覚えています。

 これから先に起こることを想像するというのは、ドキドキワクワクする感じがしますね。未来と言うと少々大げさかもしれませんが、10年後の世の中は、10年後の自分はどうなっているだろうと想像するのも良いかもしれません。また、1年後の自分、1カ月後の自分…というふうに少し先の自分を楽しく想像しながら、今年の冬を頑張っていきましょう!