191111さて、今日はいきなり時事問題のテストをします。
次の【問い】に答えてください。

(1)なぜ、国歌斉唱で涙があふれたのだろうか?

(2)なぜ、スコットランドと闘いたかったのだろうか?

(3)なぜ、フィジカルの劣る日本が、スクラムで負けていなかったのだろうか?

(4)なぜ、得点王のポラードは、緊迫した中でもキックを外さないのか?

(5)なぜ、ぶつかっていくの、タックルするのって怖くないの?

(6)なぜ、世界ランク元1位に勝てたのだろうか? 

(7)なぜ、稲垣選手のトライが一番しびれたのだろうか?
 
 
【模範解答】
(1)今までいろんなことを犠牲にして頑張ってきた自分が浮かんできたから。この日に向けてハードだったけど、ここまで来たんだ、俺はこの場に立ったんだ。

(2)前回大会で大敗した悔しさをぶつけ、強敵に正々堂々と“勝ちたかった”から。敗戦、失敗から立ち上がればいいんだ!

(3)精密機械のように足の角度まで意識して、合宿で何千、何万回も血のにじむような練習、練習、練習があったから。

(4)小さな時から裏庭で、「これはワールドカップの決勝のキックだ」と人生をかけて準備してきたから。大丈夫、自分にはできる。

(5)ラグビーやってた友から聞いた言葉、強烈なタックルでもみくちゃ、あちこちが痛い。嵐のような後、立ち上がった俺は前を向いてた、恐怖心は消えたぞ、「ラグビーは、自分との闘いなんや!」

(6)95年大会では、ニュージーランドに145-17の大敗、世界での屈辱を胸に刻み、やってきた日々を、同志を、チームの力を自分たちは信じていたから。

(7)繋いで繋いでトライすればこんな気持ちに、そう、やり切ればこんな景色が待ってんだよ、みんな!っていう言葉が聞こえてきたから!
 
 
どうみんな、何かを感じない? ラグビーがいろんなことを伝えてくれたよ。
思うような点数がとれない? そぅ、君たちの今に、置き換えることもできるよね。

ラグビーJapan桜の戦士、最も感動したのは、ベスト8が決まった試合、特にラストはしびれたね。
小細工なし、もっともっと体をぶつけろ、絶対に勝つんだ、日本の熱き声援に応えろ!
絶対にトライさせるな、ボールを保持せよ、大男が蹴散らしてきても一歩も後ろに下がるもんか。
真っ向勝負、自分の力で勝利をもぎ取る、俺たちならできる、自分たちが歴史を変えるんだ。
転んだら立ち上がれ! 何度も何度も起き上がれ! 前へ、前へ、前へ! そんな声が聞こえる。

心が折れそうな時、スコットランド戦のラスト5分の激闘を観る、弱い自分に激を飛ばすよ。
私はまた一つ、顔上げることができるプレゼントを得ました。

人生、いい時も思い通りにいかない時もある。
逃げずにぶちあたっていく体と、“やったるで”の気概があれば、いつか笑顔になれる。