190902皆さんの周りにいわゆる雨男、雨女はいますか?この人がいると何故かよく雨が降る、というやつですね。
先生は超がつくほどの雨女です。
楽しみにしていた遊びの計画、大事な行事やイベントなど、「今日は晴れてほしい」と思う時ほどきまって雨が降り、ゆううつな気分になることもしばしばです。あまりに強力な雨パワーに我ながらうんざりし、晴れ男、晴れ女と呼ばれる正反対のパワーを持った人たちに、ぜひ頑張っていただきたいと日々切に願っています。

日常生活では、皆さんにとっても、雨はあまり歓迎しないものだと思います。この夏、突然のゲリラ豪雨に見舞われた経験がある人もいるのではないでしょうか。九州では大雨による大きな被害が出たばかりで、時に雨は暴力的なものとなって容赦なく我々の暮らしを脅かします。そんな光景を目にするたび、うんざりな気持ちがさらに重くなります。

しかし、永遠に降り続ける雨というものはありません。雨が降った後には、必ず晴れやかな青空が顔を出します。雨が降るからこそ、その後の晴れた空への喜びを感じるのです。
春にはあたたかい雨が雪を解かし、花の開花を促します。長い冬から春を迎えた喜びも、また雨がもたらしてくれるものなのです。
先生は普段雨に降られることをイヤだなと思っていますが、雨雲の隙間から見える青空には嬉しくなるし、雨上がりには空気が洗われたような清々しさを感じます。四季折々の雨の風情豊かな表情には、心が癒されたりもします。作物を育てる人々には、雨は天の恵みですよね。雨が連れてくる良いものだってあるんだなと気づかされるのです。

皆さんが普段、イヤだなぁ、しんどいなぁと思っているものがあったとして、それをただ遠ざけているだけでは、その向こう側にある喜びや、物事の新たな見え方は、知らないままかもしれません。
でも、全てのことは悪い面だけでなく、その後に訪れる喜びや発見につながっていると考えると、どんなことにも前向きに進んでいける気がしませんか?何か苦しいことに出会ったら、「やまない雨はない」と心の中で唱えると、落ち着いて次の一歩が踏み出せます。

そんな、雨の後の晴れの日に人一倍喜びを感じる雨女は、今大ヒット中のあの映画を観に行こうと思っています(笑)