国語を勉強する上で必ず勉強するのが「同音異義語」です。
入試にもよく出題される内容です。例えば「タイショウ」という言葉でも「対照・大正・対象・大将・対称・大笑・・」と様々な意味を持つ語句が存在します。
「大将が大勝し、大笑した。」駄洒落も同音異義語の言葉遊びです。
では、一番多い同音異義語は何でしょう?それは・・・
「コウショウ」という言葉で、なんと48語句もあります。どんな語句があるかは、自分で調べて見てください。
さて、先生が一番大切にしている同音異義語があります。「タイリョク」です。
タイリョクと聞いて、まず頭に浮かぶのは「体力」だと思います。
しかしもう一つ、「耐力」という言葉もあります。普段みんなが行っている勉強にはこの2つの「タイリョク」が必要です。
まず、「体力」です。体力をつけるためには、運動・スポーツなど様々あります。そして普段の生活でも自然とついていきます。特に、みんなは成長期にあたるので、どんどんついていくでしょう。
もう一つの「耐力」はどうでしょうか?本来の意味は、材料が耐えうる力のことを指しています。材料が耐える力は人の手によってつけられますが、先生が考える「耐力」は自分自身で耐える力をつけることです。
普段の生活の中で「耐力つけるぞ!」と思う人はほとんどいないと思います。そして、耐力をつけることは中々難しいのです。
耐力をつけるために必要なことは我慢です。例えば、ずっと机に向かって勉強することも耐力をつけるための大事な一歩です。
耐力がないと、厳しい環境に置かれたときに我慢ができなくなります。大人になってからつけようとしても、つけるのは大変です。だから、今のうちからつける必要があります。耐力がついたときに、人は成長していくと思います。
「体力はあるけど耐力はないかもしれない。」と思った人は、「自分はタイリョクをつけよう。」と前向きに考えてください。
これから先、様々なことがあると思います。2つの「タイリョク」を兼ね備えて、未来へ進んでいきましょう!