今日は、坂本龍馬のお話をしようかなと思います。坂本龍馬って何をした人か知っていますか?そう、「薩長同盟」の立役者というイメージが強いんじゃないですかね。本人は土佐(高知県)の出身です。侍の時代が終わる「幕末」の志士というやつですね。最後には京都で暗殺されてしまうのですが、いろいろとその足跡が全国に残されています。
坂本竜馬は長崎で日本最初の貿易商社と言われる「亀山社中」を作りましたが、その坂本龍馬が長崎について、こんな風に言っています。
『墓、坂、バカ』
長崎には墓と坂しか無く、バカしかいない。ただし、バカしかいないの部分は、「バカみたいにお人好しな人しかいない」という意味だという説もあるみたいです。実際にどのような意味で言ったのかはわかりませんが、これくらい極端な人間じゃないと時代の変わり目で名前を残すことはできなかったかもしれませんね。
もちろん話は、これで終わりではありません。先ほどもちらっと出てきましたが、彼が生きた時代はまさに、「時代の変わり目」でした。侍の時代が終わりに近づき、言葉通りに日本を変えようとしていたのです。
そんな坂本龍馬のまともな言葉、
『時勢に応じて、自分を変革せよ』
「時勢」とは時代の流れや変化という意味です。わざわざ説明しなくても、言葉の意味はそのままの理解で大丈夫です。大事なのは、君たちが生きているこの時代もまた「時代の変わり目」であるということです。身近なところでは、あの大学入試改革ですね。大学入試が変わるのは、社会が変わったからです。これから変わるのではなく、もう変わっています。
「まぁいっか」とか言ってないで、君たち自身も強く変わり続けよう。