181203皆さんは、“東大合格生のノートはかならず美しい”という本を知っていますか?
教室に本が置いてある、という人や、先生たちから話を聞いたことがある、という人もいると思います。ただ、この本が出たのは2008年です。十年一昔と言いますが、まったく聞いたことがない、という人のほうが多いかもしれません。
この本はベストセラーになり、この本がきっかけで東大生のノート(ドット入り罫線ノート)という今尚売れ続けているヒット商品誕生のきっかけにもなりました。
この本の中に、東大ノート7つの法則、というものが紹介されています。今回は、それを皆さんに紹介させてもらいます。

< 東大ノート7つの法則 >
1.とにかく文頭は揃える
2.写す必要がなければコピー
3.大胆に余白をとる
4.インデックスを活用
5.ノートは区切りが肝心
6.オリジナルのフォーマットを持つ
7.当然、丁寧に書いている
(文藝春秋社 太田あや著「東大合格生のノートはかならず美しい」より抜粋)

どうですか? 東大合格生のノートの法則と聞いて、すごい何か特別な方法が…、と思い浮かべた人もいるかもしれませんが、今日からでも即取り入れることができるぐらい、すごくシンプルな法則ですよね。やはり、凡事徹底という言葉があるように、勉強にしてもスポーツにしても、何事も、結果を出すためには当たり前のことを質高く行うことが必要ということでしょうか。
まずは形から入り、ずっとこだわり続けることで自分のものになり、その結果、本当の実力として蓄積されていく。そうやって培われた実力が、衆に抜きん出る結果につながる。その結果がこの本の例でいえば、東大合格ということなのでしょうね。
既にノートにはこだわりがあるという人も、自分のノートはとても人には見せられないという人も、成績アップ、受験合格、そして、将来の夢や目標の実現のために、あらためてノートのつくり方こだわってみてはどうでしょうか?そうすれば、十何年後には、今度は皆さんが、○○のノートはかならず美しい、といった本に取り上げられるような結果を出す人になっているかも知れませんよ。