世界3大○○という言葉を聴いたことはありますか。
○○にはいろいろな言葉が入るのですが、日本のモノもたくさん入っているのに驚きます。
実は、この3大○○は、主に日本で使われている言葉なのです。だから日本の言葉が多く入っているといえば、納得ですね。
さて、3大○○といえば・・・。3大河川、3大夜景など、いろいろとありますが、皆さんは3大瀑布(ばくふ)って聞いたことはありますか。
瀑布とは滝のことです。
3大瀑布とは、①ナイアガラの滝(カナダとアメリカの国境)、②ビクトリアの滝(ジンバブエとザンビアの国境)、③イグアスの滝(アルゼンチンとブラジルの国境)のことを指します。
どの滝も、日本で見ることのできる滝の規模をはるかに凌いでいるので、その絶景は圧巻だといわれます。そして、その勢いも凄まじく、以前は、ナイアガラの滝は侵食によって一年間で滝の位置が1m以上も上流に移動していたといいます。
なぜ以前かというと、今は、技術の発達によって、1年間に3cmほどに抑えられているということです。
人間の技術の進歩って、滝の制御にまで及んでいるのですね。本当にすごいことです。
ここまでは、3大瀑布について述べました。では世界一落差の大きな滝を知っていますか。
この滝は、エンジェル・フォール(ベネズエラ)といわれ、落差は、979mもあるのです。
想像してみてください。想像を絶する高さです。もしかしたら、皆さんの近所の少し高い山よりも高いかもしれませんね。
そして、このエンジェル・フォールの最大の特徴は、滝つぼがないことなのです。
(※滝つぼとは、滝の真下にある水のたまっているところ、水深の深くなっているところのことです。)
この大きな落差のために、滝を落ちる水が散ってしまうのです。979mとはそのくらいの高さだということです。
でも、不思議なことに、散ってばらばらに降り落ちた水が集まって、滝のすぐ下からまた川が流れているのです。
なんとも、想像を絶する規模ですね。
このように、いろいろと調べてみると、いろいろな滝があることがわかります。
皆さん、どうですか。滝って面白いと思いませんか。
どのようなものでも興味を持って調べ、深めてみると、新しい発見や感動、そして、また新しい興味が生まれます。
ぜひ、自分の好奇心を大切にしてください。
この夏、好奇心を持って先生を「あっ」と驚かせるようなノートまとめをしてみませんか。