180416みなさんは「睡眠負債」をご存知ですか?睡眠不足な状態が続くことによって、疲労が蓄積されて、体に悪影響がでることです。
みなさんの一日の睡眠時間はどれくらいでしょうか。毎日6時間以下の睡眠で熟睡感が得られている人が「ショートスリーパー」、9時間以上の睡眠時間が必要な人は「ロングスリーパー」と呼ばれています。ショートスリーパーは人口の5%くらい、ロングスリーパーは10%くらいを占め、残りの人は6時間半~7時間半の睡眠が必要と言われています。
毎日8時間寝る人と6時間寝る人では、起きている時間の長さに1年間でおよそ1ヵ月分の差が出ます。ショートスリーパーで有名な明石家さんまは平均睡眠時間が2~3時間らしいので、8時間睡眠の人と比べると一年間で3~4ヶ月分起きている時間に差がでます。とはいえ、さんまのような人は極稀な上、とても珍しいので、あまり真似はしない方がいいかもしれません。
さて、ショートスリーパー以外の大半の人たちが、睡眠負債を溜め続けてしまうとどうなるでしょう。睡眠不足な状態が続くことで、睡眠障害まで引き起こしてしまいます。例えば、勉強や部活に打ち込み過ぎる真面目な子は、つい自分の限界を超えて、睡眠時間を削ってしまうため、睡眠障害になりやすい傾向にあるようです。自分はちょっと無理しても平気だと思っている人こそ注意が必要です。

勉強、部活に打ち込むのは素晴らしいことですが、睡眠時間を削りすぎて体を壊しては本末転倒です。規則正しい生活をすれば心も体も元気になり、部活にも勉強にも全力投球できる大きな力を与えてくれます。元気な心と体を保つためにどんな生活をすればいいか、考えてみませんか?