171120みなさんは「苦手」とどのように向き合っていますか?
時間をかけてたくさん練習したり、じっくり参考書を読んで理解しようとしたり、あるいは、諦めてしまって考えないようにしてしまったり…。

先生が苦手に向き合うときにやることは、
頭の中に「なぜ?」を問いかけてくれる先生を想像することです。

「なぜ苦手なのか?」を自分に問いかけるのです。
そして、その問いかけの返事にさらに「なぜ?」を問いかけるのです。

たとえば数学で、
「なぜ数学が苦手なのだろう?」
→「方程式の文章問題ができないから。」
「なぜ方程式の文章題ができないのだろう?」
→「何を書けば良いのかわからないから。」
「なぜ何を書けば良いのか分からないのだろう?」
→「何を求めれば良いのか分からないから。」

こうすれば、「何を求めれば良いのか」が理解できれば、苦手の克服に1歩近づきますね。
さながら、大きくて分厚いステーキを口に入る大きさに切り分けていく感覚と似ています。
先生は「苦手」はお化けに似ていると思います。
まっすぐ向き合うのが怖かったり、逃げたかったり…。
でも、勇気を出して向き合えば、案外へっちゃらだと気づくこともあります。

大事なことは、「逃げずに向きあう」ことです。
そして、「苦手を克服した自分」「苦手が得意になった自分」
をイメージして立ち向かい続けることです。
いつのまにか、苦手を好きにしちゃう自分がそこにいます。

苦手とは裏を返せば、自分が大きく成長できる種と同じなのです。
冬期講習会でしっかりとその芽を出し、育てて大きな花を咲かせていきましょう。