皆さんは、アメリカのプロバスケットボールリーグNBAの元選手、マイケル・ジョーダン選手のことを知っていますか?
彼は現役時代、並外れた技術により世界的な人気を集め、数々の賞(得点王10回、年間最多得点11回、平均得点歴代1位などなど)も受賞してきました。その実績から「バスケットボールの神様」とも呼ばれるスーパースターです。
そんな彼が、以前インタビューを受けてこんなことを話していました。
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恐怖心は幻想だ!
人生で何かを達成したいと思う時は、積極的かつ、攻撃的にならなければならない。目標を決め、それに向かってひたすら努力するだけだ。受身の姿勢では絶対に達成することはできない。
多くの人が失敗に対する恐怖心のために、立ちすくんでしまうのは僕も理解できる。人は他人の悪い結果を見たり、失敗する可能性を考えたりした時、恐怖を感じる。僕はこんな理由で恐怖心を感じたりはしない。
恐怖心というのは単なる幻想に過ぎない。
『ベストを尽くすチャンス』と、『成功を収められる可能性』があるだけだ。
だからこそ、僕はいつでも「積極的に考えろ」とアドバイスする。そして、次のチャンスで失敗を原動力にすればいい。実際、失敗することで目標に近づけることもある。
「成功できないかもしれないから、挑戦することはできない」なんて、絶対に言うことはない。
(マイケル・ジョーダン)
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2010年がスタートしました。今皆さんはどのような夢や目標の前に立っていますか?
人は等しく夢や目標を描く権利を持ちます。しかし、実現できる人とそうでない人が存在します。大きな夢や目標には、当然それに見合った壁が存在します。
「無謀だ、無理だ」と人から言われるような夢や目標であっても、決して「できない」とは言わないところから人の未来は大きく広がっていく。自分の可能性を誰よりも信じ、そして夢を自らの力でつかみ取れ。そんなことをマイケル・ジョーダン選手は、教えてくれています。
昨年マイケル・ジョーダン選手が、バスケットボール殿堂入りしたときのスピーチの締めくくりの言葉。
『そのうち、皆さんは私が50歳でバスケットボールをしている姿を見ることになるかもしれません。笑わないでください。絶対ないとは決して言いません。何しろ、多くの場合、限界も、恐怖と同じように幻想に過ぎないのですから。』