170718プールサイダーという言葉があります。プールで飲むサイダーじゃないよ。念のため。

プールサイダーと言うのは、プールの横(プールサイド)に立って、自分は泳がないのに、タイムが遅いとか、フォームが良くないとか、他人の泳ぎをいろいろと批判する人のことだそうです。確かにプールに行くと、せっかくなのに自分は水の中に入らず、他人が泳ぐのを見ているだけの人もいますね。でも、泳ぐ楽しさや難しさは、実際に泳いだ人にしかわからないものです。

皆さんの周りにも、そんな人はいないでしょうか。勉強や部活、スポーツなど、他人のことをいろいろと批判するのに、それには参加しようとしない人です。評論家タイプの人ですね。

もしかすると、参加する勇気がないのかもしれません。失敗して笑われることが恐いのかもしれません。あるいは、本気になれば自分はいつでもできると思っているのかもしれません。でもやっぱり、見るのと参加するのとは違います。

勉強でも部活でもスポーツでも、参加して初めてわかることがあります。失敗した悔しさは、次こそ頑張ろうという気持ちにつながります。失敗を次に生かすために、いろいろと工夫が生まれますね。そして、うまくできたときの喜びは、仲間と分かち合うことで何倍も大きくなります。でもそういったことは、プールサイダーのまま傍観者でいると、経験できないことなのです。

いよいよ夏休みが始まります。いろんなことにチャンレンジできるのが夏休みです。見る人から参加する人へ、思い切って踏み出してください。