15年ほど能開の先生をやってきました。
能力開発センターでは、まだまだ修行中の先生ですが、最近少しだけわかってきたことがあります。
はじめのころは、「受験に強い人弱い人」について、とんちんかんな、目先の成績の分析をしていましたが、大切なのはそういった受験直前期の姿を支えているその人の、それまでの生き方だということが分かるようになりました。
信じるか信じないかは君次第だけど、以下が先生が見てきた受験に強い人の要素です。今までゼミで時間をともにした何百人もの先輩たちの名簿を開いて、顔やノートの字や話した内容を一生懸命思い出しながら、書きます。
■ あいさつや会話が目を見てできる人
■ よほどの理由が無い限りゼミを休まない人
■ 勉強以外のスポーツ、芸術、学校の委員や係などの手を抜かない人
■ 笑っている人、明るい人、前向きな人
■ 「ありがとう」と言える人
簡単そうですが、簡単ではありません。
先生自身も、できそうで、なかなかできないこともあります。
細やかな技術が問われ、情報戦の側面もある大学受験ならばともかく、中学受験や高校受験の段階では、このような人間としての初歩が結果にも大きく関わってくることは間違いありません。
特に難しいのは「笑っている人、明るい人、前向きな人」かもしれません。その人の生きる姿勢にかかわることですから。
君たちに頑張れ、という以上、先生も前向きに、明るく、笑って生きようと思っています。
だからこの夏は、先生たちと一緒に頑張ってみませんか。