170123先生の趣味はゴルフです。奥さんからは下手の横好きと言われていますが…。皆さんはゴルフをどんなスポーツとして考えていますか? 実は勉強と共通することがたくさんあります。

まず、目標が定まっていること。どのくらい先にカップがあるのか、そのことを可能な限り正確に捉えることです。
その目標に対して、どのように近づいていくのかを考えること。風向きやコースの起伏を考えて使うクラブを自分で選択します。
そして平常心でいること。時には大きなミスをしますが(先生のゴルフの場合はミスだらけですが…)、気持ちを立て直して次のショットに備えます。

また、ミスをしたときにどこが悪かったのか見直して、その部分を正しい方法で練習すること。そういう繰り返しでだんだんとスコアが良くなっていきます。
あわせて自分の得意なショットや苦手なショットを見極め、どのようにスコアをつくっていくかを考えながら取り組んでいくスポーツです。

いかがでしょうか? 勉強も同じですよね。
できれば将来の夢や志を持っていることが望ましいですが…。もしまだ見つからなければもう少し身近な目標、例えば2月にあるオープン模試の点数を目標としましょう。
受験生は当然、志望校の合格ですね。その目標を達成するために、何をしていくことが大切なのか、いま取り組むべきことは何か、そのような情報収集が大切になります。これは普段のゼミでの取り組みで分かってくることですね。

そして、感情的になりすぎず、客観的に物事を見据えることができたら、間違えた問題があっても次に生かすことのできる復習として取り組むことができます。
その繰り返しを通して、自分の弱点や苦手を克服しつつ、得意を伸ばしていくサイクルをつくりましょう。そうすれば目標を達成できる可能性が高くなるはずです。

ゴルフのスコアはグリーン上のパットで最終的に決まります。ここでミスをするとスコアが伸びません。受験生の皆さんも、同じです。最後のツメを怠らずに!