2016年が始まりました。
皆さんはどのような気持ちで新年を迎えられたでしょうか。こたつの中でのんびりした人もいるかもしれませんね。お正月には1年の目標を立てることもあると思いますので、今回は「目標の立て方」について少し紹介します。
皆さんが目標を立てようと思うときは、大目標、中目標、小目標というように、幾つかの段階に分けて目標を立てる方法をおすすめします。
大目標とは将来の大きな夢のことです。中目標はそのための中間地点の目標で、小目標はいちばん近い行動目標という形です。具体的な例をあげてみましょう。たとえば、将来は通訳になって海外で活躍したいという夢(大目標)があった場合、それを達成するために、大学で外国語学部に入って語学を勉強するという「中目標」を立てます。そしてそのための「小目標」として、今度の英語のテストで100点を目指して1週間、毎日3時間勉強してみるのです。
目標の立て方で良くないのは、「とりあえずがんばってみる」という曖昧な目標です。何をどうすれば良いのか、わかりにくいですね。だから特に「小目標」はなるべく具体的に目に見える形にするのがポイントです。「○○までに」と期間を区切るのも良い方法です。そうすることで取り組みやすくなり、すぐ行動に移せるはずです。あと、家族や友達などまわりの人に「○○する」と目標を宣言するのも良いでしょう。あえて自分を追い込むことで、どうしてもしなければならない状況を作るのです。
かといって実現不可能な無理な目標を立てる必要はありません。最初は少し頑張れば達成できるようなものが良いでしょう。そうしたことをコツコツ続けることで、夢という大目標に少しずつ近づけるはずです。
2016年を良い1年にするために、ここから新しいスタートを切りましょう。