テスト本番で力を発揮することはなかなか難しいものですが、みなさんは「本番力」について考えたことがありますか?
「本番力」があると思う人を想像してみてください。どんなイメージを想像しましたか?きっと自信たっぷりのオーラを出している人はないでしょうか。
では一歩踏み込んで「その自信はどこから来るのか」を考えてみましょう。
みなさんが知っている戦国武将の上杉謙信が遺したと言われる「上杉家家訓」の中に「心に誤りなき時は人を畏れず」という言葉があります。これは「心にやましさがあれば戦では勝てない。やましさがなければ勝てるという意味です。
「義は我らにあり」と戦った謙信らしいですね。
さて戦国時代から現代の受験に移って考えてみると、受験本番で「心にやましさを持たない」ことはかなり重要です。なぜなら受験は入試の日だけ頑張ればいいというものではなく、入試前日までの努力が物を言うからです。
その努力の積み重ねがあるかないかで、自信が持てるか持てないかが分かれます。「もっとやっておけばよかったなあ」などと本番で心にやましさがあれば良い結果が出るわけがありません。
つまり「本番力」のある人とは「確かな努力を積み重ねた人ということなのです。「本番力」は決して生まれつきあるものではありません。だからこそ努力が必要なのです。
具体的にどのように努力すればいいのでしょうか。
それはまず「計画通りに勉強する」ことから始めてみてください。一カ月でも計画通りにできれば結構自信が持てるものです。大きな計画から小さな計画へ、今年何をするか・夏に何をするか・夏までに何をするかを考えてみてください。
この時期には夏と夏までの計画を立てることが重要です。まずは次のテストで何点とるために何をするかを決めましょう。
是非、これから強い本番力を身に付けてください。