150511GWが終わりましたが、皆さんどのように過ごしましたか?
旅行に行ったり、部活三昧だったり、もちろん勉強三昧だった人もいますよね。
先生は、というと全く違った二つの「式」に連続で参加してきました。
それは「結婚式」と「お葬式」です。
どちらにも続けて参加しての感想は、「二つの式は似ている」というものでした。
「めでたい結婚式と悲しいお葬式が似ているって何で!?」「縁起でもない!」と思う人がいるかもしれませんが、「お葬式」を悲しいもの、悲しまなくてはならないもの、ととらえているのは私たちの思い込みです。

世界にはいろいろなお葬式があるそうです。
例えば、ハワイでは、「死」を亡くなったひとの新たな旅立ちの記念ととらえて、フラダンスを踊ったり、スライドショーやビデオの上映などをしたりするそうです。こうなってくると結婚式と何が違うかわかりません。

そうです。先生はハワイ出身なのです。(ウソです。)

しんみりと悲しんだり、歌ったり、踊ったり、大声で泣いたりと、国、宗教、民族の違いなどで「お葬式」のとらえかたは随分違うようです。その全ては「こうあるべきだ」「こうに決まっている」という思い込みでできているのです。

今、君たちの前にある勉強のとらえかたも、君たち自身の思い込みに過ぎません。
自分は面倒な(と思い込んでいる)宿題、でも、楽しんでやっているA君もいるな。
自分は苦手な(と思い込んでいる)数学、でも、よだれをたらしながら喜んで取り組んでいるB君もいるな。
自分は覚えられない(と思い込んでいる)社会、でも、話し出したら5時間止まらないくらい詳しい歴女のCさんもいるな。

A君にも、B君にも、Cさんにもなれる可能性が君にはあります。

どうせなら「自分なら何でもできる!」という思い込みをしませんか?