先日、この春に能開の東進衛星予備校を卒業し、東京大学理科Ⅰ類にトップクラスで合格したH.I君が校舎に顔を見せに来てくれました。
I君は中3の夏の講習会から能開に入会した生徒です。
それまでのI君はゲーム三昧だと聞いていました。一言でゲーム三昧といってもその程度がものすごく、学校から帰ったらその瞬間からゲームを始め11時に睡眠に入り、朝は4時に起きて学校に出かけるまでゲームをしていたというほどです。
ところが、夏の講習会に来たI君はコロッと生活が変わりました。今までゲームをしていた時間が全て勉強に移行したのです。今まで寸暇を惜しんでゲームをしていたのですが、寸暇を惜しんで勉強するようになったのです。
勉強し始めたI君にはもはや高校入試など関係ありません。中3の2月頃からは高校の学習にも入り、入試が終わったその日から東進の受講を開始しました。
そんなI君に、「どうしてゲーム三昧から勉強三昧の生活に変わったのか」と聞いたところ、「ゲームに俺の人生は賭けられないと気付いた」と答えが返ってきました。彼は自分の人生をかけてやり遂げるべく使命を高校2年生で見つけたらしいのです。勉強に打ち込んでいる中で視野が広がり様々なことが見えてきたのでしょう。
勉強するということは大切だとよく言われますが、勉強を頑張る中で何かに気付き、それが自分の人生の使命感にまで辿り着いたのだと思います。自分の人生の使命に気付いたなら人はこんなにも変わるのだと感じました。
現在、東京大学で自分の使命に向かって生き生きと勉強しているI君の話を聞いて、多くの人にこの事例を話さないではいられなくなりました。
皆さんにこのI君の姿がうまく伝わらないかもしれませんが、まずは勉強をがんばってみてください。きっと何かに気がつくときがやってくると思います。