「プラスはマイナスから書きはじめる」という言葉を聞いたことがありますか?
多くの人がプラスを書くときに、横棒から先に書いていると思います。つまり、横棒のマイナスに縦棒を加えて初めてプラスになるというわけですね。
「プラスはマイナスから書き始める」という言葉を考えると、書き方だけでなく、生活や学習にも当てはまる事が多いことに気が付きます。
たとえば、宝くじはお金を払って買わなければ当たらないし、クラブでは課題を見つけ厳しい練習を経て成果が出るし、学習では、弱点を見つけ長い勉強時間を使ってよい点数が取れたりしますね。
このように、いろいろなことの多くはマイナスから出発します。行動の中で、初めのマイナスは自分の弱点を認めそれをゼロに持ってく努力をすること。そして、未来の希望を思い描くことで、積極的な行動になりプラスの成果に結びつきます。
いま、この時期、学校のクラブの大会や定期テスト、能開では毎週の課題やオープンテストをはじめ、各種テストなど様々な行事の真っ最中だと思います。でも、それらから見つかった自分の課題(マイナス)は、今後の成果(プラス)になるものです。
いま、君たちが抱えている課題(マイナス)が、未来の成果(プラス)に繋げられるように、積極的に前向きに努めていきましょうね。