サッカーの日本代表チームのキャプテン、長谷部誠選手のことを知っていますか。サッカーに詳しい人はもちろん詳しくない人でも知っている人は多いと思います。名門高校でサッカーをしていましたが、プロ1年目は出場機会もなく、なかなか代表選手に選ばれなかったのですが、今ではドイツのプロサッカーリーグの選手です。長谷部選手は、ダンドツのまじめさが有名で、日本代表メンバーの間では、まじめな話をしている人に対してタカ&トシという芸人の「欧米かっ」というギャグを真似して「長谷部かっ」というツッコミを入れるギャグまで生まれたそうです。
そんな彼が書いた一冊の本に書かれていたことをお話します。今では100万部を超えたそうですが「心を整える」という本です。久しぶりに読んでみました。その本の中に、ドイツには「○○○○は人生の半分である」ということわざがあると紹介されています。○○○○には、漢字4文字が入ります。
すぐに答えを言いますが「整理整頓は人生の半分である」これは日頃から整理整頓を心がけていれば、それが生活や仕事に規律や秩序をもたらす。だから整理整頓は人生の半分といえるくらい大切だという意味です。
整理整頓という文字は、いろんなところで見かけます。教室にも書かれているかもしれません。部室や工場なんかでもよく目にします。本の中では、目に見える整理整頓をすることで心の掃除に通じるとありました。
新年度がスタートしてから1ヵ月半が経ちました。新しい学校、新しいクラス、部活動そして新しい学年の勉強が始まり、多くの中高生は中間テスト真っ最中です。自分の限界と戦えていますか。あいだにゴールデンウィークもあったりして、やるべきことはわかっているのにやる気が出ない、しんどい、辛いと感じている人もいるかもしれません。気持ちはわかっているのに心意気がでない。この時期に多くの人がそういう病気になるので五月病という言葉があるのでしょう。大人もそうですからね。だから上手くいってないと感じている人も慌てふためく必要はないと思いますが、まず身の回り、家の机の上の整理整頓をしてみてください。
身の回りの整理整頓が心を整えます。家族や友人との人間関係、勉強、部活など悩むことは生きている間、絶えません。でもそのせいで自分がやりたいことができないのはもったいないです。どうせやるなら、まず自分の心を整え、夢を描く時間を作ること。この時間は無駄ではないです。そして今からやるべきこと、やりたいことの計画を立てて、自分に対して堂々と「今を頑張っています」と言えるようになりたいですね。