140303最近先生は、大親友の娘さんによくおとぎ話をしてあげます。まぁ、娘さんと言ってもまだ産まれて4か月ほどなんですが…。一方的に話してます。
そんな中で最近よく話すのが『三匹の子豚』 みなさんは知ってますか? えっ!? 知らない? では簡単に…。

昔々あるところに三匹の子豚が暮らしていました。
ある日お母さんが「そろそろ自分たちで家を建てなさい」と言います。
三匹の子豚はそれぞれ考えます。
1番上の兄はワラを集めてワラの家を建てました。
2番目の子豚は木を集めて木の家を建てました。
3番目の子豚はレンガを積んで家を建てました。

さてここでトラブルが発生。様子を見ていたハラペコオオカミさんがやって来ます。
1番上の兄のワラの家は一瞬で吹き飛ばされ、2番目の子豚の木の家は、オオカミに体当たりされて粉々になります。追い込まれた2匹の子豚は、末っ子の子豚のレンガの家に逃げ込みます。

風を起こしても体当たりをしても壊れない丈夫なレンガの家に、オオカミは悩みます。
「よし! 煙突から侵入してやろう」
しかし、さらに素晴らしい3番子豚。オオカミの侵入を想定して、煙突からつながる暖炉で火をおこし、大なべに湯を沸かしていたのです!

オオカミは見事に大なべに侵入。慌てて逃げていきました。
こうして3匹の子豚はレンガの家で幸せに暮らしていきました。

おっと! 昔話がしたかったのではなく、大切なのは

①時間や量などの努力はきちんと報われる。
レンガの家を作るという大変な課題に取り組んだ子豚と、ワラで済ませようとした子豚。その重さも当然ながら、完成までにかかる時間。これらの努力はきちんと成果として現れましたね。

②人間には、頑張れる“時期”がある。
ポイントは3番子豚が1番頑張ったところ。人は年齢を重ねるほど要領が良くなり、手を抜いたり、少しでも楽をしようと考えるようになります。つまり早い(若い)うちの方がよく努力ができるのです。

③あらゆる事態を想定して万全の準備をしよう。
レンガで家を建てるだけでなく、煙突まで作る優雅さ…ではなく、オオカミの侵入を想定して大なべまで準備する周到さ。念には念を、万全の準備が勝利を呼びます。

そして最大のポイントは、

④この話はみなさんが相当幼いころから知っているということ。
でも普段はおとぎ話をこんな風に考えないですね。物事は見る角度によって大きく表情を変えます。難しい課題でも、見方を変えれば解決策が見えてくるものです。

①努力は報われる
②頑張る“時期”はお早めに
③万全の準備を
④物事は見方次第

さぁ、この4つの学びを活かして、今週も頑張っていきましょう!