先生は最近、メガネを買い換えました。
かなり長く同じメガネを使っていたので、そろそろ換えたいなぁと思いながらズルズルと時間がたってしまっていました。
どれくらいかと言うと・・・、なんと10年!かなりボロボロだったのですが、それこそ10年かけて少しずつボロくなっていったので、あまり実感していませんでした。
しかし、新しくなったメガネをかけてびっくりしました。
なんてクリアな視界!世界はこんなにも美しかったのですね・・・。

さて、世界の美しさは今更語るまでもないので、本題に戻ります。
先生の目がなぜ悪くなったかと言えば、もちろん勉強のし過ぎ・・・ではなく。
おそらくゲームのし過ぎです。
みなさんは「ELDEN RING」というゲームを知っていますか?
何年か前に発売されたゲームです。
割と有名だと思うのですが、「デモンズソウル」、「ダークソウルシリーズ」と同じ系列の最新作です。
どれか一つでも知っている人はわかるかもしれませんが、いわゆる「死にゲー」です。
崖際を歩いていたら落下し、犬っぽい敵が3匹も同時に来たらたいていやられ、曲がり角に隠れている敵がつかみかかってきてやられる。
ボスとの闘いより、ボスまでの道のりの方が大変なことがあります。
そんなプレイヤーの精神力がものを言うゲームです。

最近は自分でやらずにプレイ動画を見ていることが多いのですが、その中に防御を捨てて攻撃力だけとことん強化してボスを倒すというシリーズがあります。
簡単そうに見えますが、動画はいわゆる成功TAKE、うまくいった場面を切り抜いて配信しているわけです。
試しに自分でもやってみたりしましたが、何回やってもすぐやられます。
開始数秒でやられることをくり返しながら、ボスの行動パターンを把握し、攻撃を差し込むタイミングを見計らっていきます。
それをミスなく最後までやり切れたら「一見簡単に」ボスを倒せます。
ボスを倒すのが先か、先生の頭の血管が切れるのが先かという話です。
要するに、出来る人は簡単にやっているように見えるけど、その裏側には相応の努力や苦労が隠れています。
成功に至る道に、楽な道など存在しないということを教わりました。

2025年も早いもので、もうすぐ3月です。今年の節分は2月2日でしたね。
昨年は2月3日だったのですが、どうして3日になったり2日になったりするのだろうと疑問に思った人はいませんでしたか。

そもそも「節分」とは、何をする日なのでしょうか。
豆まきをする日、恵方巻を食べる日を思い浮かべる人が多いと思いますが、文字通り「季節の分かれ目」に「悪いもの=鬼」を追い出して1年間健康に過ごせるようにと願いを込める行事です。

節分は二十四節気(春分・夏至・秋分・冬至など)の1つで、本来は立春・立夏・立秋・立冬の前日を指します。
つまり年に4回節分があるのですが、現在では立春の前日だけを指すようになりました。これは「暦」が関係しています。

旧暦では、二十四節気の立春が1年の始まりとされており、その前日は今でいう「大晦日」にあたります。
そのため新年を迎えるために鬼(病気や疫災など)を追い払い、福を招き入れるという意味を込めて、「2月の立春の前の節分」が特に重要視されるようになったのです。
2025年の立春は2月3日なので、その前日である2月2日が節分となるわけです。

では、なぜ今年の立春は2月3日なのでしょうか?
現在、私たちの生活では、皆さんご存じの「太陽暦」を使用しています。
「地球が太陽の周りを1周する時間=1年=365日」としていますが、正確には約365.2422日かかります。
この365日を超えた0.2422日を調整するために4年に1回、1日多いうるう年があるのですが、それでもわずかに誤差が生じてしまいます。(0.2422×4=0.9688日で1日にはわずかに足りません)
この誤差が蓄積されると立春が2月3日になったり、2月4日になったりして、その前日である節分もずれてしまうのです。

ちなみに、ほぼ毎年2月3日だった節分は、2021年には約124年ぶりに2月2日になりました。
そして2025年、2029年、2033年…と4年周期で2月2日になることが今後約100年間続くと言われています。

あらゆる現象には必ず理由があります。(有名な誰かのセリフです。)
日常生活の中で当たり前だと思うことは意外とスルーしがちですが、ちょっとしたことでも疑問に思うことが大切だと先生は思います。
みなさんも身近な疑問があれば、自分が納得するまで調べたり考えたりしてみてはいかかでしょうか?

先生が子供のころ、お父さんから月の土地をプレゼントとして貰ったことがあります。

「何言ってんだ?この先生?」と思った人も多いでしょう。
実際、少年だった先生も「え、それどういうこと?」と思いました。
ただ、そう思いながらも、なぜかワクワクした記憶があります。
父が購入した月の土地の広さは、サッカー場1面分くらいです。
家を建てて、その周りには馬が飼えるくらいの大きな庭ができますね。(無理だけど…)

先日、このことをふと思い出し、「あれは何だったんだろう?」とネットで検索してみました。
すると、まだ販売されていました!只今、第3期分譲中。
価格は1エーカー(約サッカー場1面分)で2,700円……安っ!
それどころか、現在では金星やイオ(木星の衛星)も購入可能です。

なぜ月の土地が販売できるのか。
宇宙に関して、各国が調印している『宇宙条約』というものがあります。
その条約には、「いかなる国も月や惑星などの天体資源について権利を主張できない。」と記されています。
簡単に言うと、「どの国も天体を独り占めしちゃダメ!」ということですね。
しかしこの条約には盲点がありました。
国の所有はダメだけど企業や個人での所有についての記載がない…
そのことに気づいたアメリカの企業が所有権を主張し販売しているそうです。

「実際に月に移住できるようになったときはどうなるの?」
「もし宇宙人が住んでいたらどうなるの?」
様々な疑問はありますが、驚くほどの低価格なので冗談で買う人もいますよね。
先生のお父さんもその一人だったということです。

ただ、月の表面積はおよそ90億エーカー。
地球から見える55億エーカー分しか販売されていませんが、それでもすべて売ると約24兆円です。つまり、この会社は知識とアイデアだけで24兆円の資産を手に入れたことになります。びっくりしますね。

さいごにこれからの話をしましょう。
現在は、仮想通貨がある時代です。数年後には仮想空間上の土地の売買も普通になるでしょう。
おそらく先生たちの想像をはるかに超えた時代がやってきます。
そういう時代を生き抜くには、知識と考える力を今のうちに身に付けることが大切です。
皆さんはそのために勉強していますし、今やっている努力は必ず将来の糧になります。
皆さんの未来のために、何事にも全力で挑戦してください。

先生は3歳のころからラグビーというスポーツをしていました。
本格的な活動は大学までで、今はたま~に出身高校のOB戦などで年に数回ボールを触るくらいですが、多くのことを経験してきました。
その中で、先生が高校生の時の話です。
少し自慢っぽくなるのはご愛きょう。笑
先生の住む長崎県はラグビーが非常に盛んな土地柄で、長崎の代表校は花園と言われる(まぁ野球でいう甲子園みたいな感じかな)全国大会では過去に準優勝やベスト4などに入ることもありました。
そんな長崎ですが、他の多くの県と違って、ある一つの特ちょうがあります。
それは強い高校が複数あり、毎年代表校が目まぐるしく入れ替わるという点です。
多くの県では〇年連続△回目の出場などですが(2024年の大会は佐賀工業の43回連続が最高)、先生が高校生のころの長崎は長崎北陽台、長崎北、長崎南山、諫早農業などが毎年代表を争うといった感じでした。
先生の高校は上記の学校ではないため、いつも上記の学校と戦うとボコボコにされていました。笑
当然このような高校には先生の幼稚園時代からのラグビー仲間も多くおり、活躍を非常にうらやましく思ったものです。
そんな中、先生にもチャンスが与えられました。
それは長崎県の代表として国体の長崎代表に選ばれたのです。
初めて長崎代表の練習に行ったとき、そこにいたのはほぼほぼ上記の高校のメンバーで、しかも小さいころからのチームメートやライバルチームのメンバーです。
先生の高校からは当然先生一人ですので最初は不安でしたが、やはり友達がたくさんいたのであっという間に雰囲気に慣れていきました。
そんな中で感じたことが何点かあります。

まず、お互いの高校同士がかなり意識しあっているということです。
練習が終わってメンバーと食事に行った時です。
ラガーマンあるあるなのですが、『白米対決in浜勝』が始まりました。
北陽台が大盛で5杯食べると南山が6杯で追い抜く、北高は7杯で逆転!店員さんが疲れたのか途中から『おひつ』を持ってきたのに対して諫早農業が必殺『おひつ食い』を始める!といった感じでお互いが負けたくない感でバチバチでした。
これはほんの一部分ですが、他にもスタメンにどの高校が何人いるかなどいろいろなことで競っていました。

さらに先生が衝撃を受けたのは意識の高さです。
別の練習の日ですが、先生が履いていたズボンに対してチームメートからクレームが入りました。
簡単に言うと、『すべるのでプレーしにくい。よくそんなズボンで練習できるな、さすが△△高』(←先生の高校名)という内容です。
最後の一言は余計ですが、本当にその一言は先生にとってとんでもない衝撃でした。
強豪校は練習着ですら細かい意識を飛ばしているということにカルチャーショックを受けました。
そこから彼らと自分の違いを意識するように心がけました。
そうすると出てくる出てくる、弱小高校と強豪高校(競合高校?)の違い。
本当なら栄養学的には関係ないのかもしれませんが、4校とも菓子パンやジュース類をまったく口にせず、おにぎりとバナナやオレンジなど果物類を口にしていました。
練習後のクールダウンのストレッチも適当にせず、なんなら残ってまで体の手入れをしていました。
自分の高校の練習終わりはというと、クールダウンを適当に済ませ、近くのコンビニでピザまんやから〇げくんをほおばっている!ということに気づき、情けない気持ちになりました。
そこから先生の補食はおにぎりに変わったことは言うまでもありません。

この年は歴代の長崎としてもなかなか強い学年で、国体で全国準優勝、花園で長崎の代表校がベスト8という結果でした。
そういったメンバーと同じチームでやれたことは先生の誇りですし自慢です。
でもそれ以上にやはり『意識の差』を感じた苦い思い出でもあります。

勉強でも同じです。
今まで多くの『出来る先輩たち』を見てきましたが、
①ライバルを作り出す(めっちゃ意識してバチバチ)
②意識が高い
この2点は本当に共通しているように感じます。
忘れ物をしない、鉛筆は必ずといでくる、カバンの中は整理されている、など細かい部分からです。
このあたりが苦手な人!意識してみませんか?
意識を高めると結果も変わって行きますよ。