受験生のみなさんにとっては追い込みの時期になりました。
今年はインフルエンザも大流行しています。
体調管理は受験生の義務です。
体調の管理をしながら本番に向けて万全の準備をしましょう。
さて、受験以外でもよく言われることですが、試合やコンクール、発表会の前にはよくこんなことを言われると思います。

「自信を持ってやってきなさい」

ただ、こう言われても、
「でも、うまくやれるかどうかわからない」
「成功する自信なんて持てない」
と思うこともありますね。
確かに本番で100%成功すると断言はできません。
どれだけ練習しても、絶対に失敗しないなんてことは言いきれません。
未来のことを予測することはできても、確実に予知することはできません。
では、「自信」はどうしたら持てるのでしょうか?
「自信」は何に対して持つのでしょうか?

先生は、「自信」は「過去」に対して持つものだと思っています。
「自分はこれだけのことをした。これでダメだったら仕方がない」
そう思えるだけの準備をすることが、自信を持って本番を迎える唯一の方法です。
努力を積み重ねることで、自分自身を信じることができるようになります。

自信をもって本番を迎えるために今を大切にしていきましょう。

先生はライブに行くのが趣味です。
では、先生はライブに行く事が決まったら何をするでしょう。

まず、当日までに通常の曲から、ライブverまでそのアーティストの曲を聴きこみます。
もちろんライブ映像も見てライブだったらどんなアレンジをされるかまでチェックします。

そして、当日は全てを忘れて楽しみます!

アーティスト毎に
例えば、
A:「みんな手挙げて!一本打って…」と4本打ちで始まったり
B:「Are you ready Rock ‘n’ Roll !? 」と聞き取れないような流暢な英語で始まったりしますが、ライブ映像等でチェックしていれば、「あ、この流れは!」と対応することが出来ます。

同様に当日新曲やります!昔の曲やります!などのイレギュラーな流れもありますが、アーティストの曲を聴きこんでいれば全く何も知らない状態よりも準備が出来ているので、対応が出来ます。

じゃあ、ライブ後は…というと、「ライブで聞いたらこの曲すごく良かったな」と思った曲をApple Musicで聴きこんで余韻に浸ります。

この流れ、実はテスト勉強と同じ流れです。
ライブ前の聴き込み→【テスト前の演習】、新曲の演奏やライブアレンジや昔の曲の演奏→【テスト中に起きる予想外の出来事】、ライブ後の聴き込み→【テスト後の振り返り】

全然違うように見えますが、やっている事は同じですよね。
みなさんも実は部活などであれば同じように大会に向けて練習→当日→振り返りと出来ているのではないでしょうか。

違うのはほんの少しの興味や好奇心、そして楽しさです。
是非勉強の楽しさを趣味なども通して探してみて下さい。それが見えたらあとは同じ。
好きなもので出来ている事はきっと勉強でも出来るはずです。

勉強して「かしこくなる」とどんな良いことがあるの?
先週小学校4年生に問いかけてみました。
すると・・・こんな答えが。(複数回答可)

①人に教えることができる。2人
②次につなげることができる
③大人になってもこまらない
④なりたい仕事につきやすい 9人
⑤みんなに信頼してもらえる 2人
⑥いろいろな人にほめられると自信がつく 2人
⑦受験でこまらない
⑧他の人に尊敬される
⑨100点がいっぱいとれる
⑩将来のためになる 1人
⑪相手の気持ちがわかる
⑫だまされなくなる
⑬お母さんが未来のことをうるさくいわなくなる。
⑭日常生活で役立つ

能開の小学校4年生、いろいろなことを考えていますね。
また、大人のような意見が多いですね。
「ほめられると自信がつく」とは、先生恐れ入りました。
普通の小学校4年生ではなかなか書けませんよ。

では、昔のかしこい人はどんなことを考えているのでしょうか。
世の中にはこんな名言があります。

「知るは喜び、調べるは楽しみ、わかるは感動、学は一生」。

誰のことばかはわかりません。
でも、先生の心には「グッ」とささる言葉です。

先生が勉強(読書)に目覚めたのは小6の1学期です。
何の気もなく学校の図書館で借りた1冊の偉人伝。
織田信長だったかな・・・あまりに昔のことで覚えていません。
今まで図書館なんかいったことがなかった先生が本に夢中になりました。
そして1学期の終わりには100冊以上もある学校の偉人伝を全て読破してしまいました。
誰に薦められたのでもなく、ただひたすらに本にかぶりつくように過ごした3か月でした。

能開でもどんどん新しいことを学びます。
テストの点数だけでなく、新しく学んだことをとことん探究してみたら、何か「喜び」が発見できるかもしれませんよ。

皆にとって、楽しい時間はどんな時ですか?
ゲームをしている時・本を読む時・友達と遊んでいる時?
私はフットサルやZUMBAやダンスエアロなど身体を動かしている時です。

でもそんな楽しい時(時間)って気が付いたら、あれ!?もうこんな時間!?となっていること多くないですか?
楽しい時間はあっという間なんて言いますが、難なく過ぎていく日が続くと幸せです。
でも、そんな時間だけで過ごしている子は少ないはずです。
塾の宿題が辛いなって感じること、習い事で上手くいかない、学校生活でも窮屈に感じてしまう瞬間、身内と喧嘩してしまった、など何だか上手くいかない時間もありますよね。
私にだってそんな時間があります。
そんな時間は、□難と表すと□にはどんな漢字が入ってきますか?□には困・苦・災などマイナスな気持ちの漢字が入りますね。
一方で楽しい時間だけ過ごせたらきっと□には無が入って無難になります。
もちろん、無難な人生に越したことはないでしょう。
しかし、□に入るような難が沢山あるからこそ、その難を越えようとしていくのではないでしょうか。

では皆さん、「難」に直面したらどうしますか?
真正面からぶつかる勇気も必要ですが、
あまりにも大きすぎる「難」なら逃げることもできますよね。
でも「逃げる」も、視点を変えてみて、兆しに手を伸ばしてみたら、実はそれが「挑戦」することになっているのかもしれませんね。

そして、「難」が目の前に来た時に忘れてはいけないことは、「失敗を恐れない」こと。
そして「立ち向かう気持ちを捨てない」こと。
そうすれば、どんな「難」の中にもかならず光(兆し)を探し出すことができます。
もし、一人で見つけられない時はぜひ近くにいる人に力を借りてみてください!

これから先も無難なことばかりではない1回きりの人生だからこそ、一難去ってまた一難。
色々な壁にぶつかるでしょう。
その時に顔を上げて、深呼吸をして、周りをふっと見る視点を持つこと・視野を広げてみること・そして周りの人たちに頼ることで、上手く乗り越えていけることもあるのではないでしょうか。
最後に、周りの人達に頼った時にはしっかりと「ありがとう」と伝えていきましょう。

たった5文字だけどそこにはいろいろな想いが乗っていきそうですね。