みなさんは、日々学校や能開でテストを受けていると思いますが、みなさんにとって「テスト」とはどんなものですか?
自分の力を試せるからワクワクする人もいれば、点数が悪かったらどうしようと不安になる人もいるかもしれません。今日はその「テスト」についてお話をしたいと思います。
ちなみに、みなさんは人以外にも「テスト」があることを知っていますか?
実は皆さんの身の回りにあるもののほとんどが「テスト」を受けているんですね。
例えば、皆さんの家にもあるパソコン(ノートパソコン)です。パソコンはどんな状況でも正常に動くようにいろいろなテストを受けます。気温60度を超える暑さや、マイナス29度になる寒さに耐えられるかどうか、またいろんな向きで落としたり、衝撃を与えたりしても耐えられるかなどです。自分が同じようなことをテストされたらと思うとこわいですね(笑)
他の物だとフライパンもさまざまなテストを受けています。フライパンを使っていて困ることは、料理していて焦げ付いてしまうことです。その焦げ付きをしないように、フライパンを何万回もフライ返しで擦った後、焦げ付かないかテストをしたり、フライパンで牛乳を焦げるまで熱して、するっと剥がれるかをテストしたりとさまざまなテストを受けています。
なぜパソコンもフライパンもそのような「テスト」をしないといけないのでしょうか? それは使う人に「確実に安心して使える」モノを届けるためです。
パソコンであれば、家の中だけでなく、外で使う人もいますし、暑いところ・寒いところで使う人もいるでしょう。持ち運びしているときに落としたりすることもあると思います。フライパンであれば、毎日家族のために料理作る人は、美味しく作るために焦げ付かせないようにしたいでしょう。このように使う人に確実に安心して使ってもらうために、さまざまな「テスト」を行っているんですね。
それでは、みなさんが「テスト」を受けることはどういう意味があるのでしょうか?
先生は「自分の学習で身に付けたものが、確実に使えるようになっているか」確かめるものだと考えています。
みなさんはいつか入試という大事な「テスト」を受けていくことになります。そこでは、自分の力を頼りに突破する他はありません。そのためには、通常テストやEXオープン模試で日々「自分の学習で身に付けたものが確実に使える」かを確認し、出来ていなければそのたび復習していくという積み重ねが大事になってきます。その積み重ねが確かな「自信」へとつながっていきます。
みなさんも「確実に確かなもの(自信)」を得るために、1つ1つのテストを大事にしていきましょう!