200225

今、はまって読んでいるジャンルの本があります。
「観相学」の本です。
「かんそうがく」とは顔だちや表情から、その人の性格・気質、また才能を判定しようとする学問です。

顔にはその人のすべての情報が表われると言われます。どんな情報が読み取れるかというと

  • 体力
  • 実行力
  • 想像力
  • 感情や考えを伝える力

などなど多くの情報を読み取ることができます。

ちなみに、日本語には「顔」に関する慣用句がたくさんあります。

  • 顔色をうかがう
  • 顔が売れる
  • 顔が立つ
  • 顔が広い
  • 顔から火が出る、などなど。

辞書や参考書で調べるとどれもコミュニケーションや感情・内面についての意味になっていることが分かります。相手とコミュニケーションを取る時は、まず相手の顔を見て何かを判断したり対応したりしますね。

新型コロナウイルス感染対策としてマスクの着用はとても大切なことです。でも、マスクの着用によって顔の下半分が隠れてしまい、なかなか相手の表情を読む取ることが難しい状況ですね。

ですが「目は口ほどにモノを言う」という言葉があるように、目を見れば現在の健康状態、感情などがわかり、目から得た知識が活用できていると、瞳が輝き出すと言われています。

特に視線に注目してみましょう。相手は話をする時にどこを見ているのでしょうか?例えば「左下」ですが、過去に見たものを思い出している時には、人間は左下に視線が向かいます。この場合は実際に見たことをそのまま正直に言っているそうです。

逆に「右下」を見る時は、人間は見たことのないことを思い描いており、実際にはない映像を創り出している可能性がとても高いということです。

Zoomをはじめ、オンラインでのコミュニケーション手段が増えてきました。直接会うから伝わる空気、感情があるかと思いますが、今こそ相手の目を見る「目」を養うことも必要なのではと思います。

200225

ブラジルにある世界最大の…と言えば、すぐに思いつくと思います。そう、アマゾンの熱帯雨林ですね。広大な森林地帯で、その呼吸によって多くの二酸化炭素を取り込み、地球耘温暖化を防ぐ働きにもなっています。しかしここの熱帯雨林で多くの火災がおきてしまいました。昨年の2019年は例年より30%増しの件数でした。

さて何故これらの火災が多くなったか?その理由を諸君も検討がつくと思います。以前より熱帯雨林地帯では焼畑による伝統的な農業が行われてきましたが、これとは別の理由で、今、森が焼かれています。

それは牧草地を作るために違法に熱帯雨林に火を放っているそうです。つまり牛を育てるためです。今、世界中の多くの人が牛肉を食べるようになっています。世界が多くの接触と情報を共有する中で、世界中が欧米化した食生活に変わりつつあるのです。

日本もそうです。50年前に比べれば魚介類より牛肉等を食べる人が圧倒的に多いです。豊かになった中国でも牛肉が食べられ始めました。みんなが牛肉をたべて、その原因で森が失われているのです。もちろん悪いことではないです。しかしその国その地域独特の食べ物もだんだん姿を消すことにもなっています。文化が変わろうとしているともいえます。

食文化という言葉もありますね。コロナウイルスが感染拡大している今、世界は余りに独自性つまり個性のようなものをなくし、世界中どこでも同じような文化や食生活になっていくことの弊害がみられます。難しいことですが、それぞれが独自の個性をもち、その上で世界中が協調する、仲良くなっていく、そんな世界も必要だと思います。

皆さんはどう思いますか?

200225

暦の上で立秋も過ぎましたが、まだまだ暑い日々が続きますね。
今年は、夏のイベントもなかなか開催できないで、花火大会も中止が相次いでいますが、将来に向けてこのままでは、とっても寂しいですね。
1日も早く以前のような生活が送れるようになるといいですね。

これからの世界は、私たちの行動によって「ツクル」ことになるのです。
漢字で「ツクル」という字を書こうとすると三種類あります。
じつは、それぞれの漢字に成り立ちの意味があります。

  1. 「作」という字は、人が木の枝を刃物で取り払っている様を表しています。つまり、木という素材に対し手を加えることで、これから小さいものや別のものを「ツクル」作業を表しています。
  2. 「造」という字は、つくりの部分に「告」(つげるという漢字)があります。この言葉から先祖や周囲の人に宣言して、自分一人では難しい大きなものを多くの人と協力して「ツクル」ことを表しています。
  3. 「創」という字は、へんの「りっとう」が刀を表し、今までにない新しいものを「ツクリ」出していくことを表します。

皆さんの「ツクル」の漢字は、どれになるのかな?

まだ寝苦しい日々が続きますが、そんな時に楽しい未来を作っていきたいか考えていくと、素晴らしい夢が見られるかもしれませんね。

大きな夢を持って、自分の未来をツクッテいこう‼

 

200225

皆さん、こんにちは。
長かった休校から、色々なことがようやく元に戻ろうとしてきています。
なかなか学校に行けなかったり外出できずに家の中で過ごすことは、楽なようで大変。
とくに再開してから元に戻すまではとてもきつく感じたと思います。

実は人の体には、なるべく今の状態でいようとする働きがあるのです。
暑くても寒くても体温が同じように、元の状態のままでいようとする働きで健康を守ってくれているのです。
これを「恒常性=ホメオスタシス」と言います。保健体育でも習いますよ。

生活習慣でも同じことが言えます。毎日同じような時間に目が覚めるというプラスのホメオスタシスもありますが、朝ぎりぎりまで寝てしまうとか、いけないと思いながらも夜遅くまで動画を見てしまうなどのマイナスのホメオスタシスもあります。

休校期間中、少しのんびり生活が続くとそれが当たり前になって体が覚えてしまったんですね。だから、急に戻そうとするときつく感じるのです。

同じような行動をしばらくしていると、それが当たり前になってなかなか変わらなくなる。プラスならいいけど、マイナスだと問題ですね。

例えば、ずっと家にいてゴロゴロするクセがついてしまった時、「いかんいかん。よ~し、今日からやるぞ~!」と思ってやり始めるのですが、2~3日するとソファーやベッドで「ちょっと休憩」が始まって、気が付いたらゴロゴロ生活に戻ってしまう。よくあることですね。これを三日坊主と言います。

このマイナスのホメオスタシスを打ち破る方法は、「強い刺激と仲間の存在」です。

スポーツでは、少しきつめの練習をしたりスピードを速くすることで成長していくように、勉強でも同じレベルばかりでなく難しい問題にトライしたり、たくさんの問題を短時間にできるよう挑戦したりという「刺激」が必要です。そのときに大切なのは一緒に頑張る仲間です。目標とする人を見つけてその人の行動とやり方を真似してみるといいですよ。

目標にして欲しい先輩たちも能開にはたくさんいますので、今度紹介していきますね。

この夏は、プラスのホメオスタシスを作る絶好のチャンスです。

いつもとは違う強い刺激がある生活を続けて、全国の仲間と一緒に良い習慣づくりをしていきましょう。初めはきついけど、その時に楽な方に行かないこと。みんなで励まし合って乗り越えたら、今度は自分が目標とされる人になっているかも。楽しみですね。