今、はまって読んでいるジャンルの本があります。
「観相学」の本です。
「かんそうがく」とは顔だちや表情から、その人の性格・気質、また才能を判定しようとする学問です。
顔にはその人のすべての情報が表われると言われます。どんな情報が読み取れるかというと
- 体力
- 実行力
- 想像力
- 感情や考えを伝える力
などなど多くの情報を読み取ることができます。
ちなみに、日本語には「顔」に関する慣用句がたくさんあります。
- 顔色をうかがう
- 顔が売れる
- 顔が立つ
- 顔が広い
- 顔から火が出る、などなど。
辞書や参考書で調べるとどれもコミュニケーションや感情・内面についての意味になっていることが分かります。相手とコミュニケーションを取る時は、まず相手の顔を見て何かを判断したり対応したりしますね。
新型コロナウイルス感染対策としてマスクの着用はとても大切なことです。でも、マスクの着用によって顔の下半分が隠れてしまい、なかなか相手の表情を読む取ることが難しい状況ですね。
ですが「目は口ほどにモノを言う」という言葉があるように、目を見れば現在の健康状態、感情などがわかり、目から得た知識が活用できていると、瞳が輝き出すと言われています。
特に視線に注目してみましょう。相手は話をする時にどこを見ているのでしょうか?例えば「左下」ですが、過去に見たものを思い出している時には、人間は左下に視線が向かいます。この場合は実際に見たことをそのまま正直に言っているそうです。
逆に「右下」を見る時は、人間は見たことのないことを思い描いており、実際にはない映像を創り出している可能性がとても高いということです。
Zoomをはじめ、オンラインでのコミュニケーション手段が増えてきました。直接会うから伝わる空気、感情があるかと思いますが、今こそ相手の目を見る「目」を養うことも必要なのではと思います。