190527故事ことわざで「転ばぬ先の杖」という言葉を聞いたことはありますか?
転んでから(ケガをしてから)杖を用意しても何の意味もないですよ=失敗しないように万が一に備えて十分な準備をしておきましょう。という意味のことわざです。

先生はこのことわざをとあるゲームで知りました。(思い知らされました・・。)

先生が子供のころ、「トルネコの大冒険」というテレビゲームが流行った時期があり、先生も親に怒られるまでやっていた気がします。たくさんのアイテムをトルネコという主人公が持ち歩いて、モンスターを倒すときや、ワナがあったときにアイテムを活用して乗り越え、洞窟の奥に宝を探しに行くというシンプルなゲームです。

ただ、持ち歩くアイテム数に限界があり、大切なアイテムも持てないとあきらめることになります。強い武器などはあきらめきれませんよね。そんなアイテムの一つに「転ばぬ先の杖」がありました。強くもない杖なので武器などに比べると全く要りません。
しかし、トルネコは転ぶのです。洞窟内の石につまづいて。(笑)しかも、転ぶと持っているアイテムを地面にばらまくのです。「転ばぬ先の杖」を持っていると転ばないのです。
転んでばらまいた場合、だいたいは大変なことになります。

「強い武器を持ち、転ばないように祈るか。」「転ばぬ先の杖を大切に持つのか。」
子供のころの先生は悩みに悩みました。そして、先生は強い武器を選びました。
トルネコはやっぱり転んで大切な武器はモンスターにあたって壊れて消えました・・・。
「転ばぬ先の杖」は一生忘れられない言葉になりました。

大人になってから似たような言葉がたくさんあることを知りました。
「備えあれば憂いなし」
「段取り八分仕事二分」※ことわざではありません。

皆さんは先を見越していろんな備えはしていますか?
転んでから悔やんでもしょうがありません。先生はあの日の悔しさを良い経験として、
「すぐに必要になりそうなもの」・「大切なもの」・「大切なものを守るために必要なもの」とジャンルを分けて管理するようになりました。
学校のテスト・オープン模試・入試は「大切なもの」です。
「大切なものを守るために必要なもの」は何でしょうか。
後で後悔しないようにしてください。

190520最大で10連休だった今年のGW。旅行に行った人も結構いるんじゃないか、と思います。先生は旅が大好きなので、ちょっとだけお得になる情報を教えたいと思います。

先生は岐阜県に住んでいるのですが、新幹線を利用する場合は、名古屋から乗ります。名古屋から東京・品川の新幹線ですが、普通車指定席の場合、正規料金は片道11090円です。これが岐阜駅周辺の金券店では10300円程で売られています。790円お徳です。東京へ行ったら、新宿駅の西口ガード下辺りの金券店には同じ切符が9500円程で販売されているときがあります。これだと1590円のお徳。往復だと3000円オーバー!
GWは繁忙期と言って特別な期間で、このような切符は使えません。また、指定席が満席ということもよくあります。そこで自由席を使わないといけないことがありますので、自由席で座りたいなら、どの車両がベストか教えましょう。2両目(ひかりの場合は4両目も可)がベストです。奇数車両にはトイレがあるため、座席数が減ります。更に先頭と最後尾には運転席もあるため更に少なくなります。(1号車は縦13席、2号車は縦20席、3号車は縦17席)基本的には窓側が人気あり、B席(3列の真ん中)が不人気ですが、B席だけ他の席より2cm広いので、頭の片隅にでも。

「乗継割引」を使った裏技も紹介します。金沢からティエラの本社がある神戸市の繁華街の三宮に向かうとします。この場合、金沢駅から特急サンダーバードで新大阪か大阪まで向かい、そこから在来線(快速か新快速)で三宮に向かう、が普通ですが、あえて新幹線を使うことで総額を安くできます。新大阪までは特急で行き、新大阪から新幹線自由席で新神戸まで(1区間)行き、新神戸から地下鉄を使います。これで乗継割り引きが適用され、在来線の特急券が半額になります。新幹線を「敢えて」使うことで安くなります。サンダーバードは自由席だとすると、新幹線の特急料金を払ったのに片道300円ほど浮きます。凄いでしょ?

最後に、実は知る人ぞ知る切符、特別にとっておきの切符を紹介します。その名は「シャトル切符」。これは、先生が住む岐阜県と滋賀県の一部でしか販売されていません。大垣駅周辺の駅のみで販売されている切符で、大垣→米原→新大阪(米原~新大阪は新幹線自由席)の正規料金が往復10140円に対し、シャトル切符は6230円、と3910円もお徳です!名古屋から大垣まで来て、大垣からこの切符という使い方もできます。

他にも、ドリンクがついた「ぷらっとこだま」等もあります。色々調べて、こういうお得な情報を入手しました。調べるってやっぱ大切ですね。

190513皆は大好きな有名人はいますか?
先生は、福沢諭吉さんが大好きです。
特にお財布にたくさんいてくれると
先生は幸せな気分になります。

そんな福沢さんですが、なぜ1万円に描かれているのか分かりますか?
意外に福沢さんのことを知らないことに気づきますよね。

「天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず」
という、ちょっと宗教っぽいフレーズだけが有名な「学問のススメ」の中で
こういっています。

①天は人間を平等に造ったというが、それは他人の迷惑にならない範囲で自由に生きて良いというだけだ。

②天は生まれながらに財産と身分を与えるのではなく、その人の働きに与える。

③役職に就くにはそれ相応の才徳を身に着けなければならないが、才徳を身に着けるには物事の道理を知らなければならず、その為には勉強しなければならない。

④『何が正しいのか』を理解できない愚かな国民を導くには、恐怖政治が一番だ。つまり酷い政治を招いてるのは国民の無知だ。

⑤学のない国民は恥を知らず、貧しい理由に気付けない。そのため金持ちをうらやみ約束を破り、犯罪を平気で行う。

⑥ニートは悪。

大政奉還からわずか5年後にこれだけのことを言って見せたのは、ネットや通信が発達していない時代としては超人的です。

今の日本の低い失業率と低い犯罪率は福沢さんのおかげかもしれません。
納得の1万円です。

序文だけでも自分で読んでみることをお勧めします。
学問のススメのススメですね。

190507皆さんの記憶にも残っていると思いますが、今年の3月にマリナーズのイチロー選手が引退を表明しました。その引退会見でイチロー選手が語った言葉がとても印象的でしたので、少し紹介したいと思います。

自分が熱中できるもの、夢中になれるものを見つければ、それに向かってエネルギーを注げるので、そういうものを早く見つけてほしいと思います。

言葉にすること、難しいかもしれないけど言葉にして表現するというのは、目標に近づく一つの方法ではないかなと思います。

自分の限界を見ながらちょっと超えていくということを繰り返していく。そうすると、いつの間にかこんな自分になっているという状態になって。だから少しずつの積み重ねが、それでしか自分を超えていけないと思うんですね。

皆さんの中には部活に頑張っている人がたくさんいると思います。勉強と部活を両立させることはしんどいけれど、部活はやめたくない、そんな悩みを抱えている人も多いでしょう。でもイチロー流に言えば、本当に熱中できる部活であれば、そのことで目の前の問題も解決できるかもしれません。

自分はこうしたい、ああしたいと目標を立てる。それを言葉にして表現し、周囲の人たちに公言する。言った以上は引き下がれませんから、必死に取り組むしかありません。でもそれは大きな目標である必要はありません。スモールステップでよいのです。その積み重ねで、少しずつ目標に近づいていくことができるのではないでしょうか。

皆さんにイチローになれということではありませんが、イチローに近づくためのヒントがたくさんありました。関心のある人はぜひインターネットで調べてくださいね。