1811262018年もあと1ヶ月となりました。12月末からは「冬期講習会」がスタートしていきますね。
能開の講習会は「宿題も多いし、睡眠時間も削られて嫌だな。」と考える人もいるかと思います。確かに通常1週間かけて行ってくる宿題を、翌日に向けて取り組まなければなりませんので、その大変さはよくわかります。なるべくならもっと効率よく、時短で学習効果が無いかと考える人も居るかもしれませんね。
しかし、実はこの「大変さ」こそが、皆さんを見えない部分で成長させているのです。

先日、テレビを見ていると「凍結解凍覚醒法」という手法を用いて、南国でしか栽培が難しいバナナを日本の岡山県で栽培している人の話が紹介されていました。なぜ、温帯地域の岡山県でバナナが栽培できるのでしょう。
その秘密は、植物の種子などを凍結解凍することにより、潜在的な能力を呼び覚まし、耐寒性や生育力に優れたバナナをつくり出すという「凍結解凍覚醒法」にあるそうです。

バナナは通常、植えてから1年半ほど経たなければ収穫できないそうですが、凍結解凍覚醒法で育てた場合は、なんと9ヶ月で収穫可能になるそうです。さらにバナナの量も通常は1株1房であるのに対して、4〜6房まで増加するそうです。
凍結解凍覚醒法では、種子などを一気に凍らせるのではなく一日に0.5℃ずつ温度を下げていきながら-60℃まで下げていきます。地球上に存在する植物は、氷河期を乗り越えてきたため、遺伝子情報の中に「寒さに耐えた記憶」が刻まれているのだそうです。氷河期と同じ条件を与えてあげることによって、寒さを乗り越える能力を呼び覚ます方法が凍結解凍覚醒法なのです。
さらに、その凍結から解凍された種子は、悪条件下で発芽しますので、何とか速く成長しようとするため、生育スピードも通常栽培のバナナよりも速いそうです。

どうでしょうか? 講習会の効果はこれに近いものがありませんか? もちろん受験生であれば受験のテクニックを磨くことも大事ですし、学力を高める効果は抜群にあります。ただ、講習会が春・夏・冬あることによって、通常ゼミに戻ったとき1週間分の宿題を1日で終わらせることに慣れている体は、講習会前以上の能力を発揮します。そして、新たに生み出した時間に、「自分なりの学習」を追加していくことで皆さんの学力がさらに高まります。

皆さんもこの冬を全力で乗り越えることによって、さらに強い自分と2019年出会えることでしょう。精一杯、冬休みがんばって下さい。

18111911月になり、秋から冬へ向かおうとしていますが、今はとても食べ物がおいしい季節ですね。
秋は、秋刀魚や松茸、栗などおいしいですよね。みなさんも、おうちの食卓に並んだ人もいるのではないでしょうか。

このように、その季節においしい食べ物のことを旬の食べもの言いますが、みなさんは「旬」という言葉を知っていますか。

「旬」という言葉を調べてみると、
①魚介類・野菜などが出盛りで最も美味な時期。
②物事を行うのに最適の時期。
③季節的に最盛である時期。

という意味があります。
また、さかのぼって語源を調べてみると
もともとは「10日」を意味する言葉で、月の「上旬」「中旬」「下旬」という言葉も1ヶ月を10日ずつで分けるという意味から来ています。
本来の読み方は「じゅん」と読むのですが、中国では「しゅん」と読むのが一般的だったそうです。

いろんな説があり、天皇の儀式を○○の旬と呼んでいたという説もありますが、本来はその食べ物が最も良い時期の10日をあらわす言葉だそうです。

ここで、みなさんにとっての勉強における「旬」は、冬の講習会になりますね。
受験生にとっては、最後の追い込みになりますし、それ以外の学年の人も1年の締めくくりの講習会になるので、今自分がやるべきことの「旬」を逃さないように、一緒に頑張っていきましょう!

181112『七不思議・・・ある地域や場所において起こる不思議な7つの事柄を指す』

と言うことで、今日はみなさんに先生が思う『能開・ホロン 合格にまつわる七不思議』を紹介します!

①あいさつをする生徒は合格する!?
能開生であれば、「あいさつ」は必ずできます。しかし、先生よりも先に「あいさつ」をする生徒は、伸びています。また、先生たちだけでなく、保護者の方・宅急便のおじさんなど、知らない人に自分から「あいさつ」する人は、さらに上をいくようです。

②栄養唾(ツバキ)のかかる生徒は合格する!?
「栄養唾がかかる」とは、「先生の授業を一番前で聞く」という意味です。授業1つ1つに対する意識が高いため、そのような現象が現れるのでしょう。

③行事参加の早い生徒は合格する!?
能開にはいろいろな行事があります。早くに参加を決意し、その行事へ向けた準備をしっかり行っていく人は、直前で決意した人よりも成績の伸びは雲泥の差があるようです。最初に参加を決意した人は、劇的な変化をいつもみせてくれます。

④3検を持っている生徒は合格する!?
漢字検定・英語検定・数学検定を意欲的に受験し、合格した生徒たちは大学受験に非常に有利なのです。「漢検は準2級」「英検は準2級」「数検は3級」までは、中学生までにとりたいですね。論理文章能力検定にも注目!!

⑤Webテストをする生徒は合格する!?
テキストの宿題も当然ですが、Webテストまでしっかりやる生徒は成功しているようです。通常テストの点数を上げるためにもWebテストは有効ですし、病気などで家から出られないときにも、ちょっとの時間で確認ができます。忘れずにやりきりましょう。

⑥ノートまとめをする生徒は合格する!?
「勉強のやり方」に代表される「ノートの作り方」。その中でも「ノートまとめ」を先生の指示がなくてもやる生徒は合格しています。今後は、中学・高校・大学入試のどれをとっても「記述力」は必要です。今後は、やる人とそうでない人の差は、もっとうまれてくるでしょうね。

⑦掃除を手伝う生徒は合格する!?
能開の先生たちが掃除するときに手伝ってくれる生徒は、なぜか合格します。先生と多く話をすることによって、いろんな情報を得たりするのでしょう。いわゆる「能開っ子」(能開に慣れ親しんでいる子)は、合格率が異常に高いのです。


以上、能開の七不思議でした。

「信じるか、信じないかは、あなた次第です」

181105みなさんは、日本について、どんなことをどのくらい知っていますか。能開や学校の授業で、工業や農業や水産業などを学習したこともあるでしょうし、受験生であれば、このビットキャンパスでたくさんのことを暗記していると思います。今回は、日々の学習とはちょっと違う視点から、日本についてのお話をしたいと思います。

先生には、以前カナダ出身の友達がいました。今は疎遠になっていますが、当時はいろいろなカナダの話を聞いたことを覚えています。その友達は、カナダのRed Deerという都市の出身です。直訳すると「赤い鹿」です。この街にある川のほとりで、けがをした鹿が死んでしまい、その血が川に流れて、川が血で真っ赤に染まったことから、この地名がつけられたそうです。その話、何度も聞かされました。

また、その友達は、日本人と結婚して、お子さんには「楓」と名づけました。カナダの代表的な木である「楓(カエデ/Maple)」からとったそうです。「Maple Leaf(楓の葉)」はカナダの象徴だそうです。カナダの国旗の真ん中にあるのは、「楓」の葉をかたどったものです。その友人は、カナダ人であることを誇りに思っていました。

みなさんは、日本の木と言われたたら、何を思いますか。「国木」というのは決められていないそうですが、「国花」は、「桜」と「菊」だそうです。では、「国鳥」は何だと思いますか。「鶴(ツル)」でしょうか、それとも「鴇(トキ)」でしょうか。「鶯(ウグイス)」と思った人もいるかも知れません。答は、「雉(キジ)」です。「意外だな」と思った人もいるかも知れませんが、昔話にも出てくるし、以前の一万円札にも描かれていました。

自分の国について、興味の持ったことは、とことん調べてみる。そこに新たな発見があるはずです。将来、外国の友達ができたときに、お互いの国のことや自分の出身地について語り合う。そんな場面が、みなさんにはきっとあるはずです。自分の国について誇りを持つということは、とても大切な心だと思います。