「君の名は。」は、公開されてから各メディアで取り上げられているので、先日観に行ってきました。
皆さんの中にも、劇場まで足を運んで観てきた人も多いのではないでしょうか。
全編に渡ってとてもきれいな映像が流れていることで注目されていますが、肝心の内容の面白さや秀逸さについてはほとんど触れられていません。映像が素晴らしいだけではこんなにヒットしないだろうと、映画が始まるのを待っていました。
さて、鑑賞後の感想は「あたたかい気持ちになりました。」です。
観てきた人たちはどんな感想を持ったのかな、と気になります。「おもしろかったー」と思った人もいれば、「なんだかよくわからなかったなぁ」とか「こんなこと現実にはないよ」と思った人もいるでしょうね。
もちろん面白かったし、映像もきれいでした。内容的には一つのキーワードがこの映画にあったと思います。それは「ムスビ」と言う言葉です。この言葉がいくつかのシーンで出てくるのですが、このキーワードを押さえて観ていくと、物語の中で起きる出来事がどこかの事象につながり、ストーリー全体をまとめているように感じました。特に人との”結びつき”はとても大切に描かれていました。どんなに記憶が薄れても、ちゃんと大切な人との結びつきは存在していると。
とってもあったかい気持ちになりました。
私たちは一人でがんばって生きているように見えても、実は色々な人と接しながら毎日を過ごしています。
ただ大きな声であいさつを交わすだけでもいい気分になり、元気が出てきます。
ありがとうと、感謝の気持ちを伝えるとお互いに幸せな気分になれますよね。
人と接して意見を交わすと、違う考え方や自分の知らない知識などに出会い、自分の幅が広がって行くこともたくさんあります。
それに、誰かと一緒にがんばることで、自分の力を今以上に引き出して行くことも可能です。
一人で黙々と勉強に向かうことも大切ですが、人との結びつきをつくる力をつけていくことが今から大事になってくると思います。
その力をつけていくコツは、相手を知りたいという気持ちと自分を知ってもらおうという気持ちを持つことだと思います。
ゼミ体験で、日々新しい仲間が参加しています。
新しい仲間にも元気に声をかけて ”ムスビ”を作っていきませんか。