みなさんも経験あると思います。
しゃっくり。
急にでてきて、嫌だなと思っていたらいつの間にか止まっている。いつの間にか止まっているので、止まったことも、しゃっくりが出ていたことさえ忘れてしまう。
でもしゃっくりが出ている時は何とか止めようと色々な方法を試してみますよね。
実は先生も今まで色々な方法を試してきたんです。
やはり一番ポピュラーなものは「驚かす」ではないでしょうか。ただ、「驚かす」のは自分ひとりでは出来ないですから、先生もよく友だちに頼んでいました。「驚かしてくれよ」と。
でもこの場合は驚かされることを予めしっているので、「わっ!」と言われても全然驚かなかったり。これではダメだと思い次は「(自分が)忘れた頃に驚かしてくれよ。」と頼み、今度は大丈夫かと思いきや、本当に忘れた頃に驚かされるので、しゃっくりが既に止まった状態で驚かされて、純粋にビックリしただけだったり。こんなことを繰り返していました。
しゃっくりの止め方として、世間でよく言われているのは、他に「水をのむ」「つばを飲み込む」「うがいをする」などあります。多分もっといろいろあるのではないかと思います。
ここで先生が教室のK先生から聞いた、今まで聞いたことがなかった止め方を一つ紹介します。それは、「パイナップルは何色?」と聞くことらしいです。相手が「黄色」と答えるとしゃっくりは止まるらしいです。先生にとってはあまりに画期的な方法だったので、先生はK先生に「今までどのくらい成功しました?」と質問しました、K先生の答えは「6人中5人は止まりました」というものでした。凄いのか、凄くないのか分かりませんし、質問はパイナップルでなくてもいいのではないかなとも思いましたが、一応成功率は8割以上なので効果はあるのだろうという結論に達しました。
しゃっくりの止め方とされているものには多くの方法があり、自分なりの一番良い方法を各自で行っているんだなと考えていると、先生はあることを思い出しました。
それは教室で相談される「英単語や漢字の暗記の仕方」です。相談は「暗記の仕方」ではなく、「どれが一番良い暗記方法か」といったものが多いような感じがします。暗記の仕方も数多くあります。「見て覚える」「書いて覚える」「声にだして覚える」「歩きながら覚える」こういったものが主流で、あとは上のものを組み合わせて覚えているのではないかと思います。でも、どれが相談しにきた生徒のとってベストかは分かりません。見るだけで覚えることが出来れば見るだけで良いですし、時間はかかるけど書かないと覚えることができないのであれば、その人にとってのベストは書いて覚えるになります。先生は様々な方法を説明した後、様々な方法を試してみて、はじめて自分に一番良い方法が見つかるよと話をします。最初から最高の方法が存在しているのではなく、いろんなことを試し経験した後に自分にとっての最高の方法は見つかります。
これは暗記の仕方に限ったことではありません。
皆さんの周りには多くの試していないのもの、経験していないものがあると思います。そういったことにチャレンジしていくことで貴重な経験をし、皆さんの周りの世界を広げていくのだと思います。
皆さんは新しい学年をスタートさせます。
新しい学年ではいろんなことにチャレンジして、皆さんの可能性を広げていって欲しいなと先生は思います。