160125最近、どこに行っても外国人観光者の人たちをよく見かけますよね。その人たちに英語で道を聞かれたり何か尋ねられたりしたことはありませんか?
レプトンで英語を学習したり、英語合宿に参加した人たちは、何を言われているか、それにどう答えたら良いか、すぐに分かる人もいるかもしれません。
でも、ほとんどの人がとっさに受け答えするのは難しいのではないでしょうか?

今から○年前、先生が大学生だったころ、通っていた大学で、色んな大学や研究機関の教授たちが集まり、研究発表会が行われました。その中には、外国人の方々もたくさんいました。そこで、大学を訪れた教授たちに大学内の説明をしたり、道案内をしたりといったガイド役を、学生たちから何名か選ぶことになったのです。そして、なぜか、先生がその中に選ばれてしまいました。その理由は、ただ、英語のテストの点数がたまたま良かった、ということ。とにかく暗記することだけは得意だったので、テキストの内容を完璧に覚える学習法でテストを乗り切っていました。単位がもらえればそれで良いと思っていたんですね。でも、それって「英語」という教科で良い点数を出しただけで、「英語」という言語を理解して、「話せる」ということではありませんよね?

もちろん、最初から自分にまともにガイド役ができる自信は全くありませんでした。研究発表会の日は外国人の教授に何か尋ねられてもちんぷんかんぷん。ガイド役なのに、役立たずなまま研究発表会は終了。「実際に話す」英語と、「勉強する」だけの英語の違いが身にしみて分かった体験でした。

ティエラでは、英語に直に触れる機会がたくさんあります。春から、中学生は新しい実践的な英語講座が始まりますし、新しい英語合宿もあります。英語が苦手だな、という人も、ぜひ積極的に参加してみてください。テストのために一人で勉強する英語はしんどいかもしれないけれど、人とのふれあいを通じて体で覚えていく英語はきっと愉しいはずです。愉しければ、英語が好きになってもっといっぱい話したくなるでしょう。そのようにして身についた語学力は、きっと一生使える武器になります。

先生の英語はいまだに大学時代の役立たずレベルから成長できていませんが、今年こそ、外国人の方に道を聞かれた時、スマートに教えてあげられるくらいにはなりたいな、とひそかに決意しています。

160118同じ授業を受けて、同じように勉強しているのに、どうしてあの子の成績の方が上なのだろうかと思ったことはありませんか。そんな人には、この話が参考になるかもしれません。アメリカの第20代大統領ジェームズ・ガーフィールドの話です。

ガーフィールドが大学生の時、同じクラスに成績が抜群に良い生徒がいました。ガーフィールドは負けず嫌いだったので、彼の成績を追い抜こうと猛勉強を始めました。しかし、どんなに努力しても成績はいつもその学生の方が上でした。
ガーフィールドとその生徒は同じ学生寮に住んでいました。ある晩、ガーフィールドが勉強を終えて寝ようとしたとき、何気なくその学生の部屋を見るとまだあかりがついていました。
「いったいいつまで勉強するのだろうか」。ガーフィールドがその部屋を観察していたところ、10分ほどして明かりが消えました。
ガーフィールドは思いました。「この10分があいつとおれの差だ」。
ガーフィールドは翌晩から、10分間だけ寝るのを遅くして、その分勉強をがんばりましました。その努力の継続の甲斐があり、ガーフィールドはその生徒の成績を抜いてトップに立つことができました。

「この辺でやめておけばよいか」という気持ちを抑えて、あと少しだけ努力してみる。「10分間」は「小さな努力の大切さ」を象徴する数字と言えます。そして、そのひと踏ん張りの積み重ねがみなさんを大きく変えてくれるはずです。粘り強さとやる気を持って、Ⅲ期の勉強を進めていきましょう。

160112日本で今一番勢いのあるアーティストといえば、『三代目 J Soul Brothers』(7人組ダンス&ボーカルユニット)ですよね。
年末のNHK紅白歌合戦で披露した、EDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)系の「Summer Madness」もかなりカッコイイ曲ですが、彼らの代表作と言えば、好みは別として、やはり、間奏にてメンバー全員で踊る「ランニングマン」でお馴染みの「R.Y.U.S.E.I.」というのは誰もが認めるところでしょう。
2014年春夏秋冬シリーズの第二弾となったこの曲(同年の日本レコード大賞受賞)は、夏の夜に仲間たちと同じ空を見上げた際の、幻想的なペルセウス座流星群の様子を題材にしています。

ところで、皆さんは、光彩が輝く鮮やかな流れ星を見た経験はありますか。昔も今も「流れ星を見た時に願い事を3回唱えると、願いが叶う」という話をよく聞きます。
そもそも、流れ星は「星」と名前が付いていますが、実際には「星」ではありません。流れ星は、宇宙に浮かぶ微小な塵が地球の引力を受けて高速で地球にぶつかり、大気中で発光する現象です。
一般に、流れ星は成層圏よりも上の高度100キロメートルくらいの上層大気の中で起きます。速度は地球に飛び込んでくるときの状態によって異なりますが、遅いもので秒速10キロメートル、速いもので秒速70キロメートルくらいあります。
簡単に言うと、流れ星とは、1ミリくらいの大きさの大気圏外由来の塵が上空10万メートルくらいの遠く離れた彼方で燃える大気現象の一つなのです。塵の粒子が大気中に飛び込んでくると、その粒子に大気の分子が激しく衝突し、粒子の原子をはぎとってはじき飛ばします。この原子が大気の分子と一緒になり、2000度以上の高温ガスのプラズマで粒子を包みます。
このようにしてできた熱いガスの光が流れ星として見えるのです。

そして、毎年ある決まった時期に多くの流れ星が特定の星座の方向からまとまって現れる現象のことを流星群と言います。流星群は、彗星や小惑星の塵が素になっています。この塵の集団は地球軌道の付近に存在します。
そこを地球が通過する時に流星群は生じるのです。言い換えれば、流星群とは、宇宙に漂う塵の中を地球が疾走する様を見ている現象なのです。先のペルセウス座に、四分儀座・ふたご座を加えたものを「三大流星群」と呼んでいます。
また、秋のしし座流星群も近年話題になりました。

そんな天空の小さな塵に向かって人が願いを込めるという不思議な習慣が、一体どこから来たのか気になったので、流れ星伝説について少し調べてみました。

時々神様は下界の様子を眺めるために天界を開けます。この時に、天の光として星が流れ落ちます。つまり、流れ星が流れている時間は、神様が見ていてくれている時間と言えます。
だから、この時に願い事を唱えれば、その希望は神様の耳に届き、神様は願いを叶えてくれます。でも、開いているのはほんの短い間です。そこで、流れ星が出現したと同時に神様の耳に達するように、その願い事を素早く唱えなければなりません。

なるほど、と思いながらも、別に出てきたもう一つの理由がとても心に残りました。

流れ星というのは、いつ流れるかわからないし、流れても一瞬で終わってしまうので、発見してからお願いをしていても間に合いません。だから、常に願い事を頭に浮かべ、口にしていないと、流れ星が見えている時に願い事なんて言えません。
つまり、願い事をいつも思い浮かべている人(=夢を想い続ける強い気持ちを持っている人)が願いを叶えられるというわけです。

なるほど、なるほど。

BGMにR.Y.U.S.E.I.を聴きながら、今日も夜空を見上げたくなりました。

♪『 人生一度きり DREAM つかみたいから 今 』♪

1601052016年が始まりました。

皆さんはどのような気持ちで新年を迎えられたでしょうか。こたつの中でのんびりした人もいるかもしれませんね。お正月には1年の目標を立てることもあると思いますので、今回は「目標の立て方」について少し紹介します。

皆さんが目標を立てようと思うときは、大目標、中目標、小目標というように、幾つかの段階に分けて目標を立てる方法をおすすめします。

大目標とは将来の大きな夢のことです。中目標はそのための中間地点の目標で、小目標はいちばん近い行動目標という形です。具体的な例をあげてみましょう。たとえば、将来は通訳になって海外で活躍したいという夢(大目標)があった場合、それを達成するために、大学で外国語学部に入って語学を勉強するという「中目標」を立てます。そしてそのための「小目標」として、今度の英語のテストで100点を目指して1週間、毎日3時間勉強してみるのです。

目標の立て方で良くないのは、「とりあえずがんばってみる」という曖昧な目標です。何をどうすれば良いのか、わかりにくいですね。だから特に「小目標」はなるべく具体的に目に見える形にするのがポイントです。「○○までに」と期間を区切るのも良い方法です。そうすることで取り組みやすくなり、すぐ行動に移せるはずです。あと、家族や友達などまわりの人に「○○する」と目標を宣言するのも良いでしょう。あえて自分を追い込むことで、どうしてもしなければならない状況を作るのです。

かといって実現不可能な無理な目標を立てる必要はありません。最初は少し頑張れば達成できるようなものが良いでしょう。そうしたことをコツコツ続けることで、夢という大目標に少しずつ近づけるはずです。

2016年を良い1年にするために、ここから新しいスタートを切りましょう。